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【卒業発表の瞬間】推しは推せるうちに推していたはずなのに

本日2022年12月31日ー。
それは、乃木坂46 齋藤飛鳥さん卒業日。
きっと一生忘れない日になるだろう。
そしてすでに忘れられない卒業発表の瞬間がある。

どうも、乃木坂46オタクのゆなてぃーです。
ついに、私にもその時が来てしまった。
推しがいる生活を送っている人は通るかもしれないその瞬間が。

2022年11月4日ー。
推しているメンバー(推しメン)の「齋藤飛鳥」(以下飛鳥ちゃん)が公式ブログにて卒業発表をした。

その日は休みで出かけた帰りの電車でのこと。
いつも乃木坂のライブに一緒に行っている友人からLINEが届く。

「見た😭😭😭😭😭😭???」

このひと言で嫌な予感がした。そして無条理にもこういうときの嫌な予感は当たることが多い。
心臓が「どくっ」としたが分かった。電車内の雑音がかき消されて、自分の鼓動だけが聞こえる感覚。
まさか飛鳥ちゃん卒業?そんなわけないよね、どうか勘違いであってくれと願った。

Twitterのトレンドに「齋藤飛鳥」や「飛鳥ちゃん」と並列されている「卒業発表」という4文字。
ついに時が来た。

卒業発表したんだ…飛鳥ちゃんが卒業しちゃうんだ…
意を決して卒業発表した飛鳥ちゃんのブログを読む。
タイトルは「恥ずかしいという感情がまだ残ってた」。もうタイトルから飛鳥ちゃんだなと思わせてくれてぐっとくる。飛鳥ちゃんの紡ぐ言葉が好き。

読んでからはいろんな感情が、好きが、溢れ出る。
・あと2ヶ月で卒業なんて早すぎる
・いつかくると分かってたけど今年いっぱいとは思ってなかった、気持ちが追いつかない
・卒業したら芸能界も引退しちゃうのかな
・きっと次のシングルは飛鳥ちゃんの卒業ソングだよね、センターで見送れそうでよかった
・卒業コンサートやってくれるのありがたい、絶対行く、何が何でも行かせてください
・飛鳥ちゃんのいない乃木坂が想像つかない
・今まで卒業発表されても乃木坂は大丈夫と思えたのは飛鳥ちゃんが居たからだったんだよね
・これ以上後輩の卒業を見送る前でよかったのかも
・11年間も乃木坂にいてくれてありがとう
・でもやっぱりもうちょっと見ていたかった、
乃木坂でいてほしかった

よく聞く『推しは推せるうちに推せ』という言葉。
私はこの言葉の重みを知っているつもりだった。
だからこそ握手会にも参加し、グッズも買って、ライブにも行って推せるだけ推してきたのだ。特に悔いはない。後悔はないけど、ないにも関わらず、推しの卒業は寂しいのだ。どうしようもなく、受け入れ難い。飛鳥ちゃんもいつかは必ず卒業する、頭では分かっているのにどうしても心ではその事実を跳ね返してしまう。

飛鳥ちゃんのあの人を魅了する表現力抜群のダンス、もっと見ていたかった。飛鳥ちゃんの言葉をもっと聞きたかった。
人の不幸を笑っちゃうところも、ツンツンしちゃうところも、周りをよく見ているところも、影で支えるところに、表でも引っ張っているところ、そして何より乃木坂が大好きなところ。笑っている顔も、自分がセンターになったら売れなくなるって泣いちゃうとこも、座長として迎えた神宮の姿も、生駒ちゃんが残りたいって思える乃木坂じゃなかったと涙するとこも、いじられて怒ってるとこも、いじって悪い顔してるとこも、公式お兄ちゃんの設楽さんに罰ポイントつけるとこも、全部が好きだった。

いよいよ卒業となる今日を迎えてもまだ正直実感はない。だけど、推しを推せるうちに推してきた結果、最後の最後まで好きが溢れるのだと思った。
これほど好きになれる、推せるものがあって幸せだった。寂しさも好きの1部だから。

人は必要な時に必要な人と会う。

乃木坂46/橋本奈々未

人生の波に寄り添ったその時々に合った曲を届けてくれる乃木坂46。私にとって乃木坂が必要だったし、その中でも飛鳥ちゃんがより必要だったのだ。
乃木坂46としての最後の活動を終えた時、たくさんのありがとうといってらっしゃいの気持ちで送り出せますように。




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