パリの小さなアパルトマン


Bonjour !

みなさま、こんにちは。

先週末、パリ15区にある
若い友人カップルのアパートで
フェット(パーティー)がありました。

アパートの入り口は大通りに面していて
車や人通りも多く、
騒がしい雰囲気なのですが、

友人の住んでいるアパートは
通りに面した建物ではなくて
その奥の中庭をはさんだ
静かなアパートでした。



中庭は、ガーディアンさんによって
きちんと手入れされていて
朝は鳥のさえずりで目覚めるそうです。



中庭奥の扉を開けると
エレベーターはなく
ちょっとレトロな雰囲気の階段がありました。



たった2間の小さなアパートですが、
若いカップルには十分で
小さなサロンには、友人たちが大勢集まり
楽しいソワレを過ごしました。

パリのソワレに招かれて
いつも思うのですが、
たとえ小さな空間で、
みんなのために座る場所がなくても、
交代で腰掛けたり、移動したり、
なんとかうまく行くものだし、
家が狭いからとか
片付いてないからと
ホームパーティーを開くを
ためらってしまいがちですが、
そんなに完璧でなくとも、
楽しく過ごせるものなのですよね。

私たちは、真夜中過ぎには
おいとましましたが、
残った人たちは、
その後、近くのバーで
近所に住んでいる友人を呼び出して
朝まで楽しんだそうです。


<追記>

5年前の記事です。

パリのアパルトマンで開催されるフェットには何度も招かれていきましたが、若い人の集まりでは、部屋の広さや食器が揃っているかどうかなど全く関係なく、気軽に友人を呼び、その友人がまた友人を連れてきて、主催者の知らない人も参加してすぐに仲良くなるのがフランス流です。

お料理や飲み物も持ち寄りで、とっても気軽に参加でき、またフェットでの出会いも楽しいものです。

年齢が上がってくると、ちょっとフォーマルになり、着席でのディナーも増えてきますが、若者たちの集まりはだいたいこんな感じで気取らずに飲んで食べて、そして夜中過ぎまで、ときには朝まで語り合いながら楽しい時間を過ごします。


元記事:パリの小さなアパルトマン(ミカリュス・ブルガリスの心の薬箱)
April 30, 2013 17:08:03 テーマ:パリあれこれ

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