愛される努力よりも大切な愛し続ける努力

私のブログを行間までしっかりと読んでくださっている方は、もうお気づきだと思いますが、

愛される秘訣というテーマでよく記事をアップしておりますが、その根底にあるのは

「そのままの相手を愛すること。」

の大切さです。

結婚生活が長くなってきますと、旦那さまの存在が当たり前になり、つい可愛げのない態度を取ってしまったり、邪険に扱ったりしてしまう人もいるのではないでしょうか。

そういう私も、相手にこうしてほしい、これはしないでほしいと、自分の要望ばかり押しつけて夫の自由を奪ってしまいがちになります。

例えばこちらの記事ですが、タイトルは『愛される理由』となっていますが、本文の内容は、愛される方法ではありません。

これらの記事にありますように、相手を収入や肩書きなどの条件で選ぶということは、類は友を呼ぶという諺通り、相手も妻として都合の良い女性を選ぶ傾向があるものです。

それよりもお互いの本質の部分を認め合い、その人自身を心から愛していれば、長い人生の波も手を取り合って乗り越えていけるものだと思うのです。

ハワイ在住のカサブランカさんも、愛し続けることは愛され続けることより難しいとおっしゃっています。

私も同感です。

🔗 愛され続けるよりも難しい事 2017-04-06 16:59:36
テーマ： ♪カサブランカの恋愛哲学

カサブランカさんの記事から一部抜粋されていただきますね。

大切なのは実は貴方本人が相手を好きだという気持ちを持ち続けたまんま彼といられるか。浮気やご両親の介護問題など問題が浮き上がってきた時に一緒に乗り越え支え合う覚悟や愛があるかということの方が重要になってくると思います。

年齢を重ねるとともに自分たちの健康や環境問題以外の問題ものしかかってくるわけで、それは婚姻関係にあっても紙一つで抑えられるものではなく。それでも、コミットメントをした人がいる以上責任というものが生じる。

結婚をしている男女というのは理性を持って結婚生活を続けれことができるのか、他の異性に興味を持ってしまった時どんな行動をとるのかが、その後の結婚生活のキーポイントになるのだと思います。

女性も男性と同じようにパートナーがいても他の人に興味を持つことがあります。そしてそれは決して悪いことじゃない。女性は割り切った関係でなく心が動いてしまうので男性のように簡単ではありません。そうなる前に心をシャットダウンしてしまうか心に芽生えつつある気持ちを押さえ込んで現実を生きるしかありません。

私は愛され続けるよりも難しいのは自分が相手のことを偽りなく愛し続けることだと思っています。愛され続けるための努力も必要かと思いますが自分の気持ちの方が大切だと思っています。

男と女の関係というのは夫婦になっても永遠という関係も保証もなく。だからこそ当たり前の空気のような存在で生活を送っていながらも相手をしっかりとみていなくてはいけないのだなと感じます。

相手を愛し続ける努力は愛され続ける努力よりも難しい。

（抜粋はここまでです。）

カサブランカさんが書かれているように、結婚後にパートナー以外の誰かにときめいてしまったりすることはあり得ることだと思います。

しかしその感情に負けて流されてしまった場合、本当に大切なものを失うかもしれません。

深い愛で一人の人を尊敬し愛し続ける努力を怠った場合、どんなに愛されていても結婚生活は殺伐としてものなっていきます。

たとえ他にときめく人がいなくても、優しくで誠実な旦那さまであればあるほど、ときに冷たくあしらったり、日常の事細かなことに不満を感じて、つい文句を言ってしまったりしてしまいがちかもしれません。

私もわかっていてもできていなくて、早くひとりの時間がほしくて、一緒に過ごしたそうな夫を邪険に追い払ったりしてしまいます。

人生には波がありますし、特に女性はホルモンの関係で情緒不安定になることも多いですので、いつも穏やかで優しい気持ちでいることは、かなりの努力を要することだと思います。

でも、その努力をすることで、家庭が穏やかになり、家族が幸せを感じる、帰ってきたい場所になることができるのなら、努力のしがいもあるというものです。

私もまだまだできていませんが、たとえ何か心配事があってざわざわと心が揺れるときも、きちんと自分で自分をケアして、少しでも居心地の良い柔らかな空気に包まれて、暮らしていければいいなと思っています。

パリは今、パック（Paques＝イースター）のお休みの最中です。

お気に入りのインテリアショップのウィンドウの卵のキャンドルが可愛かったです。

元記事: 愛され続けるよりも大切な愛し続ける努力（ミカリュス・ブルガリスの心の薬箱）April 08, 2017 16:25:53 テーマ：恋愛・結婚