ベーシックインカム導入後の世界を分ける鍵

ベーシックインカムが導入されると、生きるため、食べるためにお金を稼ぐというライスワークしか持っていない人は、精神的に辛くなっていくと言われています。

生きるため、食べるための最低限のお金は大きな政府が面倒を見てくれますので、どうしても必要というわけではなくなっていくからです。

黄水仙とクロッカス

好きなこと、やりたいことがはっきりしていて、ベーシックインカムだけでは、それらが全部できないという人は、今までのライスワークで収入が得られ続けられる状況であれば、好きなことをするために働いている❤という前向きな動機がありますので、精神衛生上、良いバランスを持って働くことができます。

問題は、好きなこと、やりたいことがわからない人です。

生きるため、食べるために働かなくてもいいとなったときに、自分が生きている意味がわからなくなってしまったり、鬱になったり無気力になったりする人が出てきてしまうのです。

ピンクのヒヤシンス

わたしは2017年の玉手箱創刊時から、ライフワークを持つことの大切さを訴え続けてきました。

ブログではもっと前から書いてきたと思います。

たとえ、そのことが自分が望んでいるほどの収入にはなっていなくても、大好きなこと、夢中で取り組めることがある人は、ベーシックインカムが導入された後も、前向きに生き生きと、日々の暮らしを楽しみながら、人生を全うすることができます。

ベーシックインカムのおかげでやりたくない労働をしなくても良くなり、やりたいことができる時間が増えますので、好きなこと、夢中になれることがある人にとっては、とても快適な世界であるとも言えます。