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2023年の振り返り

数年前までは毎年まとめていた筈なのに、いつの間にか追いつかなくなってしまった。
各記事もまだ書いてない癖に滑り込みで振り返ってみようかと思う。(記事を書いたらリンク追記していきます)

1月
・何かとレコーディング - 限定販売CD「春花秋月」のおまけポストカード案件などもずっと継続
・都内ファン感謝祭

国内ライブは12月に開催したいのだが、毎年1月にずれ込む現象。
時期が決まっていくのも悪くないと考えているので、向こう数年は1月が自身の締めになる予感。
節分を目処に気持ち新たにするのも良いかと思っている。

2月
・楽曲提供して頂くイベント出演
大阪2daysライブ

ライブハウスでの活動が長かった分、これからもこの界隈を大切にしたい気持ちがある。
要望を出して楽曲制作をして頂く場合は自身が作れないタイプの曲にしてもらうのだが、その狙いど真ん中の楽曲が届き嬉しかった。
大阪での久しぶりのライブもとても嬉しく、一時期は住んでいるのか?と思われる程にライブしていたので、またタイミング見てなるべく歌いに行きたい。

3月
・またもや何かとレコーディング
・打ち合わせ

中国人気曲の日本語詞を書いてカバーする企画を定期的にやっており、これも継続が出来そうで嬉しい。一度始めた企画はなるべく続けたい気持ちがある。
弊社社長業と一社COS社員としては、地域創生にまつわるサムライ事業を展開しているので、その打ち合わせも同時進行で進めている。
どんなルーティーンでアーティストとサムライ事業を並行しているのかと時折聞かれるが、一言では説明出来ない。ひたすらスケジュールを組んで動くのみ。
とりあえずやろうと思えば出来る、やろうと思わなければいつまでも出来ない、そんなシンプルさだと思う。

4月
・猪苗代青年会議所式典パフォーマンス
・三日天下ワンマン

式典でのパフォーマンスはアーティスト目線だと歌の営業のみのように思われるかもしれないが、私の立場としては地域創生の事業にも繋がる良い機会であった。集まる方々の士気も非常に高く、普段出会えない職種の方と話せて学び多き参加になった。
三日天下はこのワンマンを持って活動を終了した。個人的にはここで一線が引けて良かったと思っている。

5月
・海外ツアー再開
イタリア - チェコ - ポーランド - サウジアラビア

4月末から本格的な海外ツアーの再始動。各所のファンの皆様の盛り上がりが凄まじかった。
世界中の誰もが行動制限せざるを得なかった3年間で、何を大切にしたいか、何をどんな風に楽しみたいかを感じた筈。
その熱感をどの国でも感じられて、私自身もこの期間のツアーは後になって思い出すであろうという程に強い感情が動いた。

6月
・中国ツアー再開

3週間かけてソロコンサートやレコーディング、撮影を行う。
ツアー前後に人生においての”激動”があった。以前から疑問に感じていた事に対していよいよ心底うんざりし、早くその辺りの膿が出れば良いのになと思った。
大人の事情は誰かの都合。その誰かは旨みを独占する為に悪習を作ってしまうことがある。そして誰かの都合側につきたいが為に身近な人を簡単に断罪してしまう人間の弱さにも直面してしまった。しかしこの経験のお陰で私の考えは揺らぐ事がなくなった。

7月
・レコーディング
・海外ツアー
フランス - イギリス

昔からサントラ曲を聴いてくださっていた作家さんからの依頼でレコーディング、このような機会が増えるのはとても嬉しい。がっかりさせないように歌い続けたい。
そしてこの月の海外もまた再開の意味合いが強く、一時期はこのイベントにもう出演を辞めようかと考えてもいたが再開後は違う色も見えてやはり継続したいと思った。3年間ストップしていた事が再開後には良い期間だったと思えるような結果に繋がっている。

8月
・レコーディング
都内2daysライブ

ずっと気になっていた劇伴作家 横山克さんのレコーディング、好きなドラマ劇伴が悉く横山さんでいつかご一緒出来たらと思っていたのでご褒美のような仕事だった。美しい楽曲なので早くフルを聴いてもらいたい。
都内ライブも久しぶりのお声がけで、意味ある2日間になり嬉しかった。

9月
都内ツーマンライブ
・剱伎衆かむゐ25周年記念公演ゲスト
中国フェス出演

ずっとお世話になっているライブハウス Star Pine’s Cafeで天野月さんとのツーマンライブ、共通のファンも多いのでたくさんの方々に喜んで頂けて良かった。コラボレーションのやり取りもとても丁寧にしてくださり懐をお借りするようなイベントだった。
かむゐ25周年は相変わらず裏方も並行しつつのアーティストとしてのゲスト出演を。開催までにいくつか大変なことがあったのだが、出演者様の演舞とご来場の
皆様のお顔を見て、大変な事なんて吹っ飛んだ。リーダー島口さんがこれまで積み上げて来た技術、表現力、後進を育てる事、サムライ事業において得て来た信頼、全てがこの日に集結し集大成の一つ目が完成した、それを間近で見れた事に込み上げる思いがあった。
その勢いを持って中国、広州へ。フェスの出演と秋ツアーの為のリハーサル。現地バンドが組まれて新たな挑戦の始まり。

10月
・海外ツアー
イタリア - チェコ - 中国
・磐梯町公演

イタリアの小さな町トロペアは2回目、今回は美しい海でのクルージング等もありより町の特性を感じられた。日本人が間に入っている事もあるが、人との繋がりが自然に紡がれている感覚があり今後の展開も楽しみな町。
チェコはオストラバへ、信頼する日本人通訳に来てもらえたのでトラブルはあったがストレスなく出演が出来た。信頼出来る味方が一人いるだけでこんなにも安心感があるという事を知る。
そして楽しみにしていた磐梯町、慧日寺でのコラボレーション公演。カメムシに襲われたり本番直前まで雨予報だったりスレスレだったが、公演終盤で「神の目」とも思える光を目撃する。
磐梯町公演後、即空港に移動し南京フェスへの出演。ここ数年では一番過酷なスケジュールだったが乗り切れて良かった。まだギリギリ体力と気力はあるな。

11月
・海外ツアー
中国 - スペイン

今年2回目の中国ツアー、激動の前回から気持ち新たに現地バンドと国内テクニカルチームで参加。現地スタッフとは前回の激動により一層信頼感が増し、参加する全員が「とにかく良いステージを届けたい」という思いが強くなったように思う。現地バンドは初めて会うプレイヤーだったのと文化の違いもあり距離を縮める事に時間をかけ、出来る限りの事が出来たので後悔がない。
半月のツアーを経て帰国4日後にスペインへ。割と休めるかと思いきや結構疲れていた。珍しく1ヶ国で同じ町のみのイベント出演だったので気は楽だった。文化交流を主としたイベントで、スペインでのスペイン語歌唱とじっくりピアノ弾き語りでお届け。言語が分ろうが分かるまいが感情を受け取ってもらえるのが嬉しい。

12月
・韓国イベント出演
・二十時の密談

意外にも初韓国、受け入れのスタジオの方々が日本人アーティストと良く仕事している方々だったのでありがたかった。図らずも現地バンドでの歌唱、会うまでは不安もあったがリハーサルで既に安心出来たので本番も楽しめた。
表に出る仕事が韓国イベントで最後だったので、とりあえず二十時の密談を。昨年もそんな理由で挟み込んだような。今年は忘年会スペシャルとして”乾杯の儀”やプレゼント大会も出来て思った以上に楽しかった。半年に1回くらいやろうかな。

1年を通して
“激動”や”変化”の1年だった。2年分過ごしたような気持ち。
しかし振り返ってみればこれで良かったと思える事ばかりで、3年間活動が止まった事もその後の再開で様々な人間性を目の当たりにした事も、その瞬間はしんどく思えるが今になれば「成るように成っただけ」という言葉しか浮かばない。
どうしてもその時々の感情にしがみついて執着してしまう部分もあるが、これからは「成るように成る、そして成らないものは成らない。」、これくらいの自然さで生きていきたいと思った。
そして私はこれからも、やりたい事をやるだけ。
ただ歌いたいだけなのに何で?と思わされる出来事が減っていけば良いなと思う、そんな年末。

来年からも何卒よろしくお願い致します。

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