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豆本カレンダー 2021/2/13 Sat

こんにちは、葛飾区亀有にある「絵と言葉のライブラリーミッカ」スタッフの杉森です。
消毒液やパーテーション設置などの感染予防対策をして、ようやく”豆本カレンダーづくり“を実施することができました。

私自身、豆本に関わるのが初めてなので、不安もありましたが、当日まで模索をしながらも楽しくサポートすることができました。

【企画に込めた想い】

このワークショップを企画した背景には、2つの想いがありました。

まず一つ目は、子どもの手にも収まる小さな本”豆本"を通じて、紙の本に興味や愛着をもっていただけたらいいな…ということと、
二つ目は、子どもたちが豆本という素材と向き合い、紙質の違う紙を貼りつけたり、シールや布を貼ったりして工夫を凝らすことで、創造性を発揮してもらったり、紙の本でしか味わえない装丁の楽しさを感じてもらえたら、ということです。今は電子辞書も一般的になっていますが、“におい”や“飛び出す”しかけができるのは、やはり紙の本ならではです。

【ワークショップ当日】

当日、ワークショップ豆本ブースをセッティングし、この機会に本物の豆本に触れていただきました。

子どもも保護者の方も豆本の世界に引き込まれ、多くの方から「おもしろいですね!」「ずっと見てられますね!」「どこに売っているんですか!?」とご好評のお声をいただきました。

子どもが触ったら、すぐ壊れちゃうかな?とヒヤヒヤしていましたが、そんな心配は全く必要なく、いつも以上に、優しく丁寧に開いて、大切そうに1冊1冊を楽しんでいました。

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【実際の豆本づくりの様子】

初めは、長い蛇腹の紙に何を描けばいいのか戸惑う様子もありましが、いざ12ヶ月のカレンダーを貼り始めると、家族や友達の誕生日を描いたり、季節に合わせて色やイラストをつける姿が、様々なアイディアを表現していました。

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特に小学生は、豆本という小さいスペースで、如何に自分の思い描くカレンダーにしていくか、マスキングテープや色紙を切って貼ったり、大人もびっくりするような細かい技を繰り広げ、何時間も没頭する方もいました。

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豆本だからこそ、細かい世界観を表現したくなるのかな?とも感じました。

作った作品を、何度も広げて見せてくれる子がいました。
そのあとも、ずっと手に握りしめて遊ぶ姿も見受けられました。

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豆本には、形状や物語に、様々の種類があり、豆本の世界の奥深さを感じました。

私自身、まだまだ豆本に関して知識が少ないので、もう少し勉強をし、
また豆本ワークショップ”バージョン2”の開催を検討していきたいです!

今回、参加してくれた方々は、初めて豆本を見たり触ったりした方が多かったようです。

これからもミッカのワークショップでは、子どもたちが新しい世界に触れて、いろんなものに興味を持ってもらうきっかけづくりができたらいいなと思っています。

ミッカスタッフ 杉森

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絵と言葉のライブラリー ミッカ

絵と言葉の本だけを集め、ライブラリー、シアター、ギャラリー、アトリエを内包した子どものための小さな図書館。

【住所】東京都葛飾区亀有3-26-1 リリオ館7F
【アクセス】JR常磐線 亀有駅南口 徒歩30秒(東京メトロ千代田線直通)
【開館時間】10:00~17:30



【おやすみ】月曜、第4木曜(祝日の場合は翌日)



【tel】 03-6662-4315



【入館料】こども(小学生以下)無料/中高生・保護者 200円



16歳以上のみでの入館はできません。お子さまと一緒にお越しください。
※現在事前来館予約制です。ミッカホームページをご確認ください。

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