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年齢を障害にしない実力

外に出ることを控え始めてから、海外ニュースやアメリカの動画をよくみるようになった。

それで気付いたことがいくつか。

今日はそのひとつを紹介。

アメリカの公共ネットワークPBSのニュースアワーのキャスターは73歳の女性だった。名前は、Judy Woodruff

テレビで見た時高齢だろうとは思っていたけど、思った以上だった...。

キャリアを見ると、PBSを皮切りにニュースレポーターとしていくつかのテレビ局で経験を積み、古巣にまた戻ってきたようだ。彼女は40代の頃、アジアの子を養子にしていて、人種にも年齢にも縛られない人という印象をうけた。

アメリカでは40代カップルが結婚するとき、養子を迎えようとするのは普通の流れで、養子の人種について自分と同じ種族にはそれほどこだわっていないことはアメリカのドラマ(SATC)や映画(blue jasmin)や俳優の養子ニュース(アンジェリーナ・ジョリー、ミシェル・ファイファー、etc.)からもわかる。Judyは先駆けか。ちなみに、シャーリズ・セロンに至っては、未婚で養子を迎えている。

Judyは番組でノースリーブを着ることもあり、アメリカ女性は年を取っていようが、太っていようが、ノースリーブを着るところがいいなと思う。

彼女が70代でも現役でいる点は、業界は違えど若輩者として励みになる。

ほかの海外のテレビ番組でも、Judyほどではないにせよ、ニュース番組のアンカーとして中年女性(40歳以上)を結構見かける。

シャーリーズ・セロンが制作・主演を務めた「スキャンダル」という映画で、男性社会によるセクハラが描かれているけど(若いアンカー志望の女性をセクハラ条件で抜擢)、女性の年齢の壁が薄れて、各世代がバランスよく配置されることは、真の意味で男女平等になってきているといえるのかも。

とはいえ、年齢を障害にしない実力は必要だろう。

日々努力とまでいかずとも、継続は力なり。




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