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急性期を過ぎて

急性期を過ぎて
2019/10/20 23:03:00
救急車で運ばれた病院は、
わたしが指定した病院でした。
救急隊員さんに、この病院に、、、と
救急車の中で、診察券と健康保険証などを渡しました。

連絡してほしい、いとこの名前と電話番号をスマホで見てもらいました。

結構、意識はしっかりしていたと思います。
途中、嘔吐したことは、覚えています。

病院に到着前に意識を失っていて、
その後の記憶がないので、
家族への連絡、手術について、など、どのようにしていたかわかりません。

病院に近い母方のいとこが、お世話をしてくれていたようです。
わたしは、iPhoneを使っているけど、
救急隊員さんたちが、Androidで、わたしのスマホの操作ができず、
連絡先を開けないでいたところ、看護師さんが、操作してくれた、とか。。。
そんな話を、聞きました。
病院に搬送された後、
連絡のついたいとこがわたしの家に夜中ながらも電話をしてくれたと。

たまたまトイレに起きた父が、
玄関ホールが照明がつきっぱなしなのをおかしい、と思っていたところだったそうです。
父は、タクシーで病院に駆けつけてくれたようです。
約1ヶ月の記憶がないのですが、
ずっと意識不明だったわけではなく、
起きていて、話もできていた、らしいです。
兄も東京から戻り、
父方の従姉妹たちもお見舞いにきてくれていたようです。
ほんとに、覚えてない。。。
従姉妹に
王子とディズニーランドに行く予定だったことを話していたので、
キャンセル手続きをしてくれたとか。。。

フライトと宿泊の予約メールを見せたんだそうです、わたしが。

そして、家に一人でいる父のことをとても心配していたとか。
わたしは、何も覚えてなくて、
わたしが寝ている間に、魔法のように全てがうまく終わっていた。
そんな感じなのです。
合併症があり、意識についての部分が、ゆるくなってしまったようです。

心ここにあらず。。。というような表情だったようです。

パンをかじりながら寝ちゃってしまうくらいですから、
赤ちゃん、ですよね。
何が嫌だったのかわからないけれど、
リハビリがとっても嫌で、PTさんにすっごく八つ当たりをしたことがあります。
これは、ちょっとあとになって思い出しました。

体に後遺症はなく、運動機能は、しっかりしていたのに。。。

何か、思うようにいかない、焦ったい、という部分があったのかもしれません。
日にちは、毎日ズレていたし、
自分がいる場所を勘違いしていたり、と
自分自身がわからない、という日々が少しありました。

でも、わたしは、わたし。、、、という気持ちもあるのです。
10月の終わりに、自分にハマった!!感覚のあったあとから、
気持ちは、どんどん元気になって行きました。
元の自分に戻る、、というか、、わたしよ、わたし。
全然、わたしだけど??(へんてこりんな日本語だけど)、という感じ。
元のそれまで通りの、わたしってこういう人、というわたし。
それに戻ろうとしていました。
少しばかり、賢い自分、、、を自負していましたから、
脳トレのようなOTさんのリハビリも、できて当たり前!という感覚で臨んでいました。
こんな高飛車なところは、わたし、です。
できて当たり前!、って、高慢ちきチキ、です。
だけれど、やや情緒不安定で、
転院が、予定より早くなると、不安で泣き出したり、
そのせいで、予定して楽しみにしていたことができなくなると泣き出したり、、、。
今の自分からしてみたら、
もうすっかりしっかりいい年齢のオトナが、これだ・・・・と呆れます。

が、その時は、それが精一杯。
甘えている感情が出ていたりしていたのでしょう。
わたしは、わたし。しっかりしている。
・・・のです。
今現在のわたしからみると、幼くなっていました、ね。
そういうことも起こるんですね。。。
さて、長々とお付き合いくださってお読みくださってありがとうございます。
これから、リハビリ病院へ舞台?をうつしての日々の紹介となります。

これまで通り、スマホに保存している写真から、
その時の自分がどうだったか、どう過ごしたか、などを記録していきます。
これまでの急性期を過ごした病院のことも、
思い出したりしたことがあると、加筆することも出てくると思います。

覚えてないだろうけど、あの時はね、、、、と、いとこから教えてもらうこともあります。
リハビリ病院での入院は、約3週間でした。
のんびりまったり綴っていこうと思います。


脳血管疾患なので、多少なりとも脳にダメージはあったのですね。
手術中に発作もおこしています。
脳をさわっているときだから、仕方ない、というか、起こりうることだったようです。
合併症のせいで、わたしは”幼い”ほうに症状がでました。
子どもがえり、していました。

病棟をぬけだしたのも、わくわくどきどき探検気分。
看護師さんたちが、びっくりするなんてこと想像もしません。

ぬいぐるみを持ってきたり、さみしくて泣いたりして、
わたしより半分くらいの年齢の看護師さんに泣きついたりしていました。

インナーチャイルドが素直にでていたのかもしれませんね。

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