優しさを受け取って、悔しさを積み重ねる
重い週明けの予定を終えた火曜日、朝ドアを開けたら太陽の光が家中を鋭く照らした。暑くなりそう。
「忙しくて遅くなると思うから夕飯は会社で済ましてくるね」と夫が言う。夜ごはんを作らなくていい喜びと夜の育児をひとりで担う辛さが天秤にかけられる。
昨日は気力も体力も奪われた一日だったので、今日はのんびりすると決めていた。
いつも通り長男をスクールに送っていく。先生と少しだけ立ち話して、切らしていた卵とバナナを買いに一番近くのスーパーまで車を走らせた。
ここにはコーヒーショップ