見出し画像

[前編]ルフィの夢の果て考察~下準備~

※この記事では[前編]として
結論に至るまでの道筋やヒントについてのお話です。
実際に ルフィの夢の果てが
いったい 何なのか…
については
後編にてまとめます。


予告通り、
ルフィの”夢の果て”が何なのか!?
について考察した結果を報告します。

先に言っておきます。

まず、私がこの結論に到達した時
思ったのは「納得」でした。

ぶっ飛んだ発想はありません。
ただ事実であるかのような 腑に落ちる感覚でした。

そして、今から2記事にかけて
書き綴っていくものは 考察というより

「推理」です。


私まいくの考察は
確証の高い情報が集まった時、
その情報を過去の分析や
現実味のある選択肢等で紐づけて
推理をしていくのが基本のスタイルです。

ルフィの夢の果てに関して 関連性を感じる
情報が これだけ集まりました。

◇過去の考察情報
1.「大宴会」説に関して 
2.エースの技
◇これまでのストーリーからの情報
3.ルフィ(幼少期)の主観的視点
4.ロジャーの夢の果て
◇FILM RED内の情報
5.ウタとのリンク
6.FILM REDからわかること
◇1050話~最新話からの情報
7.ワノ国編に伏線
8.シャンクスの回想
9.麦わらの一味の反応
◇妄察
10.尾田先生が描きたいラスト
11.オマージュ

以上の情報を 順番を前後させながら
後編に続く過程を ご覧いただきます。

<これまでの考察をヒントに>

(参考:1.「大宴会」説に関して
    2.エースの技 )

ルフィの夢の果ては 間違いなく
「大宴会」の類(たぐい)でしょう。

エースの技「大炎戒 炎帝」が
ヒントになっている…同感です。

ただし、もしこれがテストの問題で
[  大宴会  ]と解答した場合、
採点としては"△”です。


配点をつけるなら 5点満点中 …

3点といったところでしょうか…。


実は ルフィの夢の果てを表すのに
もっと それらしいワードがあって
それが正解
だろうと思っています。

<ルフィが夢の果てに至った経緯>

(参考:3.ルフィ(幼少期)の主観的視点
    5.ウタとのリンク
    8.シャンクスの回想)

私は これが最も大事な
判断基準のひとつだと思っています。

子供ルフィのフーシャ村での生活は
退屈はしないが娯楽は少ないイメージ。
赤髪海賊団が現れたことで
ルフィの興味は シャンクスが全てに
なったことでしょう。

はじめのうちはウタがいたので
単に海賊に興味を持つ…といった感じです。
ルフィがウタに対して言った夢は
「海賊になったらやりたいこと」を
ざっくりと言葉を並べたにすぎません。

シャンクスがウタをエレジアに残してきた後、
ルフィとシャンクスの距離が
さらに近くなった
と思われます。
そこで「ウタとのリンク」が
考えられる……というか
自然の摂理のようなものですが、

ウタは
シャンクス達の子守歌(!?)に影響を受け
「音楽家」を志すようになったと思われますし、

それとリンクするように ルフィは
シャンクスの背中を見て
自身の”夢の果て”を思うようになったと
推測できます。

おそらくルフィがシャンクスに
"夢の果て"を話したのは
この真ん中のコマの 酒場で飲んでいた場面で
間違いないんじゃないか と思います。

ちなみに、
このシャンクスの回想がある

1054話のタイトルは
"炎帝"です。


<夢の果ての前提1>

(参考:5.ウタとのリンク
    9.麦わらの一味の反応)

ほかに
押さえておかないといけないことは
「一見 不可能そう、でも
 もしかするとできるかもしれない」

という点。

『ONE PIECE FILM RED』の監督
谷口悟朗氏が「『マルチバース』ではない。」
と断言している以上、
FILM REDの内容は伏線として考慮すべきです。
そして、
FILM RED内でウタが実行に移したことが
非常に重要なポイントだと思われます。

<夢の果ての前提2>

(参考:7.ワノ国編に伏線
    9.麦わらの一味の反応)

そして、この考察…いや、この推理を
確定づけたくらい重要なのは
このリアクション。

確かにィッッ!!!!!!


って思いました。
……ということは……!!?

既に描かれてるんじゃ
なかろうか……と。



ちなみに、

ここでフランキーに涙を流させたのは
ストーリー的に…よりも
尾田先生の意図だと睨んでいます…
これは…ちょっと 願望も入っています…。


<最後に>


今回使用しなかった
「妄察」の10と11の要素に関しては
尾田先生なら描くだろう…
…という予想であり、
かつ、
本当にそうだといいな…
…と思うものです。

後編は1~11の情報を全て駆使して
根拠を並べていくので
さらに長文になりすが
最後まで楽しんでいただけると
幸いです。

ご覧いただき ありがとうございました。
次回が本番!! お楽しみに!!!

<追記>
当記事内で使用した画像は下記作品からの引用になります。
「ONE PIECE (ワンピース)」©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc. 発行:集英社 『週刊少年ジャンプ』

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?