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アメリカで過ごした3ヵ月

アメリカで3ヵ月過ごしてきたのでまとめます。
まず自分がなぜアメリカに行こうと思ったのかというと、これは当然ですが、英語を学ぶためです。
将来は海外に出たいので、英語は必ず必要になると思い、英語を学ぶ為に留学へ行こうと決めました。
そして、ただ英語を学ぶだけであれば、日本にいながらでも可能ですし、フィリピンなどにいけば安く留学出来ます。
それにも関わらず、自分はアメリカを選びました。
その理由は、世界的に成功しており、世界の最先端の国なので、英語以外に、ビジネス面や流行などを自分の目で見て、自分の肌で感じる為でした。

自分の中で「アメリカ×英語」という軸が決まったので、さっそく、アメリカの留学を調べていると月45万以上かかりあまりにも高すぎたので、何か他に良い方法は無いかと考えました。
そして、日中は独学で勉強し、夜はホステルに泊まれば一緒に泊まってるネイティブと仲良くなり会話してアウトプット出来るなと思い付き、これなら留学に高い授業料も払わなくてよく、時間も自由に使えるので、アメリカの行きたい場所にも行くことが出来る。
実質払うのは、アメリカの滞在費のみ。これなら東京で暮らそうがアメリカで暮らそうがコストは変わらず英語付けの環境に身を置けるなと考え、この作戦を実行する事にしました。 

アメリカに上陸

アメリカで行く場所は2大都市、カリフォルニア2ヵ月間とニューヨーク3週間の合わせて約3ヵ月(ESTAの限界)です。

実際に行った場所は、ロサンゼルス、ラスベガス、アリゾナ周辺、サンディエゴ、サンフランシスコ、ニューヨーク。

まず、ロサンゼルスはUber、シェア電動スクーター、シェアバイク、テスラも沢山走っていて、テクノロジーの違いを見せつけられます。

そして、驚くのがアメリカの広さで、日本にいたらこの世界の広さを知ることは出来ないでしょう。
ラスベガス行きへの道は、道路以外は未開拓の地が広がり、火星みたいでした。

ラスベガスのダウンタウン、こんな場所が世界にはあるのかと、自分の世間知らずと共に驚くことばかりです。人はこうやって広い世界を見て成長していくのかと、実感します。

アリゾナの国立公園、グランドキャニオンや、ホースシューベンドなどは、どれくらい長い年月をかけてこの様な地層が作られたのだろうと考えると、人間の一生なんて短すぎて、与えられた短い命、もっと毎日を全力で生きないといけない、そう思わされます。

世界の壁

まず、これは当たり前なのですが、言語の壁です。英語が全く伝わらないし、自分の思いが伝えれないことが凄い悔しかったです。自分は凄いちっぽけな人間だなと思わされました。

そして楽しみにしていた世界最先端のシリコンバレー
がっつり会社の中を見る気満々で向かうと、中にすら入れてもらえず、観光客用のスペースしか見ることが出来ません。自分はただの観光客でした、すごい悔しかったです。

ここで気付いたことが、自分はただアメリカに行きたいのでは無く、仕事でアメリカに行きたいのだと気付かされました。アメリカにも通用する人間になりたい。会社を作ってアメリカに行きたい。英語すらまともに話せない自分が悔しかったです。ただこの悔しさをこの歳で味わえたことは自分にとって財産です。

やっぱりニューヨークは凄かった

ニューヨーク行きの飛行機は夜行便だったので、飛行機ではあまり寝れず、朝ニューヨークに着いた時は、
寝不足と寒さで、1歩も動きたくなかったのですが、とりあえず空港からバスでマンハッタンへ向かいました。
マンハッタン行きのバスで1時間程度寝て、目を開けると、その広がる光景に圧巻で一瞬にして睡魔が吹き飛びました。「なんだこの街は!!」本当に圧巻でした。
ガラス張りの高層ビルだらけの街。かっこよすぎる。
沢山の人がニューヨークを絶賛し、ニューヨーカーという言葉さえ存在する理由が一瞬で理解できました。
「ここで働きたい!」自分はもう既に、ニューヨークに憧れる、あるあるの人間です。この瞬間、自分の中で、「もしアメリカに来るならニューヨークの1択」になりました。
自分はやっぱり都会が好きなんだ。
実際自分の目で見て自分の心で感じる「本当にこの街は最高だな」という気持ちを、自分の中に焼き付け、必ず将来は戻ってくると自分に誓いました。

アメリカの日本企業

アメリカにある日本企業を見ていると、トヨタ、ホンダ、ソニー、ユニクロなど、製造、工業の会社はあるのですが、ITの会社はメルカリ、ソフトバンクの持つスプリントくらいで、携帯の中を見ても、アメリカのアプリだらけです。

「アメリカ人より日本人の方が学力が劣っているのか?」という問いに対しては、そういうわけでは無いし、日本人も海外で通用する知識やスキルは持っていると言われています。

正直日本は、日本語だけあれば充分日本で生きていけるので、ドメスティックな環境です。なので、別に海外に出なくても困ることはありません。中国は、どんどん人を海外に出していると言われています。日本は、海外に目を向ける人が圧倒的に少ないのだと思います。
まず、目指している場所が違うのですね。
日本人に必要なのは、自分には出来ると、良い意味で勘違いする力だと思います。

日本に帰ってからと、これから

自分の目標は「世界に通用する会社を創ること」なので、その為であれば手段はなんでも良いです。とりあえず目指すは世界です。何十年かかろうが、ハードワークしようがそこに届くのであれば出来ることは全てするつもりです。

この3ヵ月で自分の視野が日本からアメリカに広がり、ニューヨークを自分の目に焼き付けたので、自分の基準はあくまでも世界です。そして、自分の実力を冷静に見返すと、圧倒的に経験値、スキルが足りないので、誰よりも仕事をしないといけません。
目指す場所を世界に設定することで、アンテナが立ち基準も上がります。

まずは、地に足を付けて、自分の能力を高めること。20代でやるべきことは沢山の挑戦と失敗、そして自分の能力開発ですね。

アメリカは僕に世界の広さ、世界の壁、そして目指す場所を教えてくれました。
ニューヨーク必ず戻ってきます!

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