意識次第。

今年も残すところ、2週間となった。
12月生まれの私は、毎年自分の誕生日を迎えると、もう今年も終わりかと勝手に1年を締めくくっている。
また、この時期になると飲み会の数が増える。
忘年会と称した、各方面の集まりに私も積極的に参加している。
そんなお酒の場で、こんな質問が飛び交う事がある。

それは “男女の友情は成立するのか?” という、人によっては少々デリケートな問いかけだ。
そもそもなぜ、友情を性別で分類する必要があるのか?と私は疑問がある。
まぁでも、それはさておき、個人的には男女の友情は成立すると考えている。
私自身、同性の友人が圧倒的に多いのだが、僅かに異性の友人も存在している。
その数少ない男友達とは時々連絡を取り合ったり、食事に行ったりもしており、家族ぐるみで仲良くさせて貰っている友人もいる。
大人になってから仲良くなった男性もいるが、彼らとも友人として仲良く接している。

一方で、この“男女の友情”が成立しない人たちに共通する部分を見ていくと、端から友情を築き上げようという気持ち自体が無かったように思える。
なぜなら、互いに異性として意識しなければ、友情から恋愛感情に移行する可能性は極めて低いからだ。
しかし、私はこんな盛り上がらない回答を楽しいお酒の場でする勇気はない。
だから、この場で話す事にした。
“男女の友情”に限った話ではないが、相手に対する意識次第で、その関係性が簡単に変わってしまうような気がしているのは私だけだろうか。

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