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自分の家だもんね。

家づくりも、引っ越し準備も、シュトーレンの発送作業も、ピークで隙間がないくらいのギュッとつまったこの時が、過ぎていくのがもったいないような気がする。
部活と遊びと勉強が忙しかった14歳のころとか、バイトとデートと作品作りが忙しかった21歳の頃とか、あの時もそう思ってた。

お店が忙しくて子育てが大変だった時はぐわっとのしかかるものが大きかったから勿体無いというより、この状況はいつまで続くんだ?という感じだった。

今は、もうとことん突っ込んでいくぞ!と最後の作品作りに向かっている開き直りというか、全部の力を使って走り切るぜ!という覚悟のようなものを自分でも感じている。

昨日、足場が外されて家の全貌をみることができた。青いキラキラした空に真っ白な家が眩しくて、じわじわと感動してしまった。帰り道ご機嫌UPを運転しながら「好きな家に好きな車に好きな音楽」このまま死んだらどうしよう?って思った。

作ってくれているのは大工さんたちだけれど、正真正銘自分が稼いだお金で作っている家なので、愛着が半端ない。

それにしてもよくもまぁマイナスから這い上がってきたと思うよ。世間はうまいことやってるふうに見るだろうな。でも自分は知ってるからいいんだー。それをネタにひとりでビールも飲めるし。

といいつつ、またゼロからスタートなのでまだまだ働くんだけれどね。でもこれからはちょっと違うよ。少しずつじわじわと次の世界を広げていきたいと思う。

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