大きな勘をたよりに・・自営業ブルース
週の仕事終わりの日曜日。「うぉー!今週も終わったぜ。」と最後の力を振り絞って泳いでからの美味しいビールが飲める日だ。毎週日曜日の夜にはもう力が尽きているって感じ。
この週の定休日の3日間は、2ヶ月に1 度の美容院に行ったり、1年に1度のアンティークビーズ店に行ったり、5年に1度の営業許可証の申請のためのあれこれをしていたので、体力を復活しないままバタバタと営業日に突入した。
その営業許可証のための保健所の確認が次の木曜日にあるので、営業日の間も新たに指摘された箇所をやりなおしたり、念入りに掃除をしたり、これをきっかけに断捨離したりしていた。
ミアズを本気でやり出してから26年(休みながらやっていた時期を入れると38年!)5年ごとの更新を繰り返してきた。少しずつやれることを増やして来て、今は製造業と、飲食店営業と、密封包装食品製造業で営業している。
前回の更新は店舗引っ越しの時だった。慌てて物件を探して見つけたのが今のお店。「ここでならイメージできる!」と思ったからだ。
元お菓子の工場と住居だったビルだったので1階はもともと土間だし、そのまま流用できるところは使い、持っていた道具をつめこんだ。しかし2階、3階は押入れ付きの畳の部屋だったのでかなりの労力で全部取り払ってカフェにしてもらった。(by slow works)
最小限におさえたものの、気が遠くなるほどの負債を回収できるかどうか?体力が持つか?お客さんが来てくれるだろうか?事故がおきないだろうか?心配事はいくらでも思いつく。でもわからない先の心配よりも今のミアズの流れを堰き止めたくない気持ちの方が強い、そしてそれしか道がないとも思っていた。
さすがに「ここでならイメージできる」だけあって、色々ありながらもその「5年後」にたどり着けた。事件が起こるごとに「あーもうあかんかも?」って思っていたんだけど。
でもざっくりとした「大きな勘」はいつも「絶対なんとかなる!」ような気がする。
さすがにもう5年後はないだろうなーと思いつつ今回も面倒な作業を超えて更新した。いや更新中。
最後の力を絞りつつ迎える日曜日をまだまだ重ねていくことができるのかなー?
※写真は今はもうない椿井店を作った時のもの
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