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日常の神さま
ええ歳になってお店をまた移転するなんて、客観的に見たらとても大変そうだし、自分でも「あーしんど」って思う。同年代はもうゆっくり過ごしている年頃だ。
しかし、外見はかわれど、自分の中の私は子供の頃からずーっと同じだから、まだまだ冒険物語の途中にいてるというか、自分の絵を描いている途中というか、答えを探しているというか・・・そんな境地のままずっと生きている。
慣れ親しんだ場所やモノたちにさよならして、進んでいくのは胸が痛いけれど、数年とか、何十年とかいう単位のことも宇宙時間で考えると、昨日から今日に移り変わるようなものだ。と、自分に言い聞かせている。
大きな変化のように思えることも、未来から振り返ると、その衝撃がないと前に進めないことだったりする。今変わらないと次の時代を生きにくくなるような感じ。日々のメッセージを受け取って、すーっと目を閉じて考えるとわかる。
周りに合わせて、誰かの機嫌をとってばかりいるとその感覚は鈍る。この世に生まれて来たのだから、自分を実現することを諦めてはいけないのだ。
なーんて偉そうなことを言いながら、毎日めげそうな自分もいる。
突き進んでいくと、奇跡に出会うから面白い。それをキャッチする瞬間が来る。だから頑張れる。
日常の隙間に神様がいる。
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