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わたしにとっての仕事

精神状態というのは本当に生活の仕方にすぐに影響を及ぼしてくる。

心が安定していないと、いらないモノを買い始めるから自分の心のバロメーターにもなっている。
(特に洋服!前回のミニマリストについての話をしたときにはモノが減ったと書いているが、本当に気を付けていないとZOZOとかでポチってしまう悪癖が私にも数年前まであったのだ。)

贅沢をしなくても今の私はとても満たされていて、なんなら散歩になんて出かけたら「生きているだけで幸せだ」とまで思えるようになった。

そうなったのは仕事をかなりセーブしていることが一番大きいと思う。

本当に仕事というのは自分が成長できるすばらしい修行の場である反面、私はこれでも真面目な性格をしていることもあり、自分の命を削るような働き方をしてしまうのが玉にキズだ。
特に数年前までは自己肯定感もかなり低く、人からの評価を気にしまくり、こじらせ、あげくすべて他人のせいにしていたひどい時期すらあった笑

小さなころから「働かざる者食うべからず」というコトバがあるように、日本人の気質なのかがんばって、がんばって身を粉にして働いてこそ素晴らしい人生だ!というようなことを刷り込まれている人(少なくとも私はそう)にとっては本当に生きずらい世の中だと思う。

SNSを見れば成功者がすぐに目につくし、それこそ人と比べることが簡単にできる状態。
あの人はあんなにがんばっているのに自分はできていない、とかね。

ここ数か月で気づいたことがあって、私はがんばるのがとても苦手な人種であると。
今までも体調を崩したり、入院や手術をしたりと完全に体に出てくるパターンと、適応障害という診断で心が壊れてしまいそうになったり・・
毎回なぜそうなったかはやはり思い返すと仕事で命を削っていたことが原因で。
でも、当時の私はそれに気づいてすらいなかった。
周りからがんばりすぎだと言われても、「いやいや、私なんてぜんぜんやってないですよ。○○さんの方ががんばっているじゃあないですか!」って答えるくらいには気づいていなかった笑

前職は確かにやりきった感がすごくて、もうこれ以上の事は出てこないというところまでは自分でやったつもりだ(おうちのテイストもほぼ出尽くした感じだし、あとは家具や雑貨等で雰囲気に変化をつけるくらいしかないかな、と)
ただ、自分の命を削ってがんばったからこそ今やっとわかったことがあって。
正解はもちろん無いというか正解も不正解も無いんだけど。


自分の幸せを一番に考えてはたらくことがやっぱり一番大切なことであると。
自分の好きなことを仕事にするととても良いこともあるけれど、好きだからかなりきついときもあった。
今少しインテリアとは距離を置いている状態で、実はこのあたりの事も含めてライフワークにしていくかどうするかを考えている時期でもある。


先日わたしが心から尊敬している方と少しお話をする機会があり自分の現状をお話させていただいた!(心臓がバクバクすぎて話していて泣きそうになった39歳だが笑)

「どうかインテリアを嫌いにならないでほしい」

というコトバをいただいた。
そういったことを言われたことは人生で初めてで。
今月から1年ほどその方のレッスンを受けるのだが(インテリアを客観的に見てみたいという思いがあり受けることにした)楽しみ、なんだけれど。
この1年ほどで自分が確実に変化していくであろうことがとてもわくわくしている。

わたしにとっての仕事は以前は、自分を表現してとにかくがんばって働くこと。
わたしにとっての仕事は今は、生活をするため、主に猫様に尽くすため、自分の幸せを一番に考えてやっていくこと。
へと変化した。

もちろんこの先、また考え方が変わって働き方も変わると思っている。
それで良くて、正解も不正解もないから、どんなことでも自分を責めずに大切にまずはしていきたいと思う。








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