恋情


いつもより 寒さ和らぐ冬の朝

晴れた空が 背中を後押しする

冷え切った 空気を切り裂くように

淡い太陽 辺りを照らしだした


何度も挫折や 誤解を繰り返し

貴方の横顔ばかり なぞっていた


もっと遠くまで 飛び出してみて

迫りくるシーンと 向き合ってみたいの

次へ進む言葉 聞かせたいから

耳元で囁く 私だけを見つめていて


休日の朝 ゆっくりと時は過ぎ

道行く人の 足取りも軽い

ねぇそれなのに 私はなぜこうも

右も左も 向けないまま立ち往生


溢れる手段流行の風も 

並べてはみるけれど

どれもこれも 心にあらず

一から やり直し


全部投げ出して 出来る事は

恐怖心から逃げる 己と向き合うこと

鏡に映るありの ままの姿を

受け入れて貴方へ 近づく 

驚かすため

成長できない人なんて いないの

終点見つめ 飛び出して さぁ

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