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大切な人たちを切り離した過去がある私が言いたいこと

繋がりを切って逃げようとした

私は人との繋がりを大事に生きようとしている中で、大切にしようとしているはずなのにスパッと勝手にさよならをしてしまったことがある。

誰かの気持ちを考え、真剣に生きることを一生懸命していたのに、私は全ての関係を断ち切ってもう二度と自分の視界には入ることのないように逃げようとした過去があるのだ。

私はわかっていながらも何故、そんなことをしてしまったのか。

認められなかったのは自分

私がLINEをブロックするような、人との縁を切ろうとする行為は過去に何度かあるし、それをして沢山の人を傷つけたのも事実だ。

自分では人を大切にしようと努力しながらも、実は切り離してしまった人が今たくさんいる。せっかく私と友達になってくれたのに私は裏切ってしまった。

一度目は引きこもりから抜け出して野球の追っかけをしていた頃に自分の幼さで仲間を傷つけてしまった時だ。周りも見えず、人の心を考えることもせず、迷惑ばかりかけてしまった時に、そんな自分に怖くなってみんなとの繋がりを自ら断ち切った。

私は自分のしたことを認めることがその時は出来なくて、自分が悪いとわかっていながらも逃げてしまえば楽になれるんだと思ってしまった。

でも、今は後悔している。

それは、大切だった仲間たちと本当は今も笑って過ごしたいと思っているから。もう、会うことは無いのに、どこかで会えるんじゃないかって願ってしまう時がある。

しかし、私はそこでやっと人と向き合う大切さを知ったはずなのに、新卒で仕事をしていた頃、また同じことをしてしまった。

尊敬していた人、大切な友達、全部の連絡先を消してしまった。ブロックしてしまった、関われないようにしてしまった。

私は新卒の会社で上手くいってなかった。自分がわからなくなってしまうくらい、疲弊し辛かった。誰かの気持ちなんてわかっていても考えることなんてできなくて、誰かのせいにすることが増えていた。

私は自分に納得できなかった。自分で自分の状況を認めたくなかった。そんな自分で周りと会うのが怖かった。バカにされると思い込んだ。

上手くいっている周りが羨ましくてたまらなかった。上手くいっていない自分が恥ずかしかった。自分だけ、おかしいんだと追い込んだ。

自分は幼くて認められなかった。認めたくなかった。

これは自分の問題なのに。

私は周りの大切な人たちと縁を切ることで楽になれると思ってしまったのだ。

後から長い年月が経って落ち着いた時、自分で切ったくせに頑張って連絡を取ることを試みる自分もいた。私は自分のしたことに後悔していたのだ。しかし、相手にされるものではなかった。当たり前だ。それは、私がそれだけのことをしたということだから。

しかも、私は嘘をついてしまった。縁を切ろうとした理由を自分の幼さではなく、また誰かのせいにしてなんとかしようとしてしまった。

最低な人間だ。

追いつきたかった

私は、尊敬していた人たちや友達のようになりたいと今まで頑張ってきた。とにかくとにかく、周りの人に追いつきたくて必死だった。

時には背伸びをしてまで頑張ってしまったと思う。強がって強がって……弱い自分の本心なんて見せず、威張っていた時もあった。

あの人やその人、誰かに負けないように生きてしまっていた時期がたくさんあった。でも、それをしても自分が苦しくなるだけだった。

だって、自分の為に生きていないから。

自分のことをわかってあげられてないから。

自分を認めず、周りを追いかけていただけだから。

それに気が付き私はやっと自分を正直に受け止められるようになった。新卒の社会人生活を抜けて時が経つたびに自分自身にしっかり向き合うことができていったのだ。そして、自分が今までしてしまったことがどういうことかもよく分かるようになったし、成長もできた。

そして、出会った全ての人たちには今感謝をしている。自分がここまで成長できたのはそんな人たちがいてくれたから。

私に一生懸命言葉を投げてくれた人たちはいっぱいいた。縁は切れてしまったけれど、だから成長できた。

後悔する前に考えて欲しい

でも、もう遅い。会えない人達には会えないのだから。これから出会う人たちを大切にできても。今どんなに大切にできている友達がたくさんいようが、過去の大切な人に会えないのなら遅いのだ。

人はどんな状況だろうが、人との縁を切ることは悲しいことだと思う。どんな状況でもだ。いくら辛くても苦しくても、繋がることを諦めたらそこで終わってしまう。周りだって悲しんでしまう、傷ついてしまう。

そして、それは自分で責任を取るしかなくなる。

どんなに後悔しても、もう繋がることはできないかもしれない。

だから、どうか人との繋がりはなんだっていい。せめて大切にできなくても切らないで欲しい。繋がっていれば救われることもある、後悔することもないかもしれない。

例え構ってほしくても。

繋がりを切る前に考えて欲しい。

本当はこの人と対等に話したくて今辛いだけなんじゃないか?本当はこの人ともっとわかり合いたくて苦しいだけなんじゃないか?本心をちゃんと言えなくて悔しいだけなんじゃないか?

もしかしたら、あなたがムキになってるだけかもしれない。

一時的に感情的になっているだけかもしれない。

ただ、そんな自分と向き合えてだけなのかもしれない。

私は実際そうだった。その人たちと仲良くしたいだけだった。わかって欲しいだけだった。ただただ追いつきたいだけだった。羨ましかった。

子供な自分が恥ずかしくて、会うのが怖くなった。

逃げれば楽になれると思った。

でも、繋がりを切れば終わりだから。

私にはもう会えない会いたい人がたくさんだ。

亀井選手06

(※東京ドームでの思い出)

友達05

(※家から近くロッテもよく色んな仲間と行っていた)

▽大切に生きるをテーマに執筆中▽

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