世界観が光る!『2分の1の魔法』感想

こんにちは。
先日、ディズニーピクサー最新映画『2分の1の魔法』を鑑賞してきました。
※ネタバレなしです。

ディズニーピクサーといえば、トイストーリーやカーズ、モンスターズ・インクなど
人ではないものを描くことに定評があります。


ところが今回は人が主人公!!


・・・と思ったら、エルフだったようです。
確かに肌が青かったですね。

テーマとしては、家族愛や兄弟愛、そして少年たちの成長といったところでしょうか。
使い古されたテーマではありますが、
こういうお決まりに弱い私、、、。
終盤は大号泣でした。
『リメンバー・ミー』に似たものを感じました。

内容ももちろん良かったのですが、
個人的に心を奪われたのはやっぱり世界観です。

舞台はかつて不思議なことに満ち溢れていた土地、、、。

魔法はその代表格!

妖精や神話の登場人物が住む世界の中で、
魔法を使えるエルフたちは一際目立ち、皆んなの生活の手助けをしていました。

ただ、魔法だってそんな簡単に使えるわけじゃない。
一人前になるには鍛練やスキルを必要とします。

そこでエルフや妖精たちは「科学技術」を生み出すのです。

魔法で火をつけるのが大変ならスイッチで点くようにすればいいじゃん?

と言った具合に。

やがてケンタウロスは走ることを忘れて車に乗り、
妖精は飛ぶことを忘れて飛行機に乗るようになります。

そんな魔法が忘れ去られた土地で、
主人公イアンは亡くなったお父さんからのプレゼント、「魔法の杖」を手にするのでした、、、。


この世界観、素晴らしい、、、!!!

私たちからすれば「科学技術<魔法」なわけですが、
この世界では「魔法<科学技術」です。

魔法の不便さを解消するために科学技術が生まれたなんて逆転の発想は、流石のものでした。

という訳で『2分の1の魔法』、なかなかの世界観だったので是非。

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