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ジャックジャンヌ 睦実 介(1周目)

※多くのネタバレを含みます。
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\オー!ラマ!ハヴェンナッッ‼︎‼︎‼︎/

カイぃぃいー!!
良かった!カイ√も良かったよ!!!

正直、序盤は美ツ騎にどっぷりだったせいもあって、カイが美ツ騎を過保護にする度に「美ツ騎…。」ってずっとなってた。
(フミさん後の美ツ騎√の時もやってた、これ。)

でも…最後までやり切ってカイという男が素晴らしい男だと!思いました!
1年時から見抜いていた、海堂先輩天才!!!
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最初フミ√でカイを見た時は、途中まで、カイは完璧超人なんだろなと思ってた。
でも、まあ、なんと自我の薄い男か。

(産まれたてのジェイコブのほうがしゃべれるぞ…カイ…。)

(ド○クエかな…?)

って感じで本当、この山男は何考えてるのかさっぱりわからなかった。

色々とさっぱり分からないのは、カイ自身が辛い過去を隠して、忘れようと、孤独を抱えながら、自分を自分で殺そうとしていたからなんだけど。
(個人的解釈です)

両親を亡くして、ずっと、ずっと孤独に生きてきたカイ。辛かったろうに。

しかし、カイ√。面白かったです。好きです。
ただ、正直、カイの心の機微に私が追いつけていないので、時系列無視で良かったところを置いていこうかな。
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まず、希佐がまあよく死にかける。
交通事故からの山で遭難。

なぜこんなにもカイのトラウマを抉ろうとするんだ。可哀想だろうが。

女バレも、カイにはどうやってバレちゃうんだろうって序盤から楽しみにしてたんだけど、
まさかの物理。いや、カイらしい。良い。
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あとはお約束の温泉イベント。

ひとりで繰り広げられる心理戦。
このままじゃあ、のぼせ死!!
さすがカイ!良い!!!!
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そんな感じで、カイの生真面目さ故に、カイらしいことがなんか面白く感じたりしました。
それはクォーツのみんなも、カイと関わる人みんなそう感じてるんじゃないかな。

カイ√は、なんだか、みんながとてもあたたかくて、やさしくて、それが心地よいお話だったなあ。
きっとカイがそういう人間だからこそだと思うんだよね。

器として、みんなの為に自分のことを後回しにしてまで、みんなを助けていたカイだからこそ、周りにも必要とされてる。

カイは、それを、自分に力がないから、自分にできることはそれだけだからって思ってるけど、みんなは違う。

みんながどれだけカイのこと大切にしてて、大好きかすごく伝わってくる。

カイもそれは分かってる。
分かってるけど、満たされない。そんな自分が嫌で、みんなに申し訳なくって、苦しんでる。

希佐と親しくなることで少しずつ孤独が埋まっていくカイ。良かったね。

カイ√はけっこうずっしりした愛を感じるんだけど、男女のベタベタした感じとは違う。
カイも希佐も大切な人を喪った哀しみを、お互い埋め合うように、深い深い愛情をお互い求めて、与えあってる気がする。

カイが選ぶ言葉も、すごく詩的で良いよね。

純粋なカイの嫉妬心も、カイが選ぶ言葉によって、なんだか、決して口にしてはいけない大罪であるかのように聞こえる。

見た目もそうだけど、カイの魅力は、カイ全て。心も体も頭からつま先まで全てが美しい。

(絵面がいいんじゃあ〜)

最終公演前に、自分の気持ちを堰き止められずに、希佐に助けを求める姿は、冬公演の神父のようだったなあ。
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最終公演ではレヴィと一緒に自分の心と向き合うことができたカイ。

公演前に「俺のためにがんばれ!」は最高だったよカイ!!!!そんなこと言えるなんて…。
君は誰もが認めるジャックエース!
誰かの影に隠れるなんてもったいない。
唯一無二の最強のジャックエースだよ!

絶対みんなも嬉しかったよね。
てか、鳳も漏れなく声かけるカイが、本当に周り見えてるし優しい。

初見の時、何でもできる完璧超人だと思ってけど、最後にはやっぱりそのとおりだったね。

器としても華としても輝けるカイ。

ちょっと話変わるけど、
希佐がカイから、プリザーブドフラワーをもらったときに「綺麗…お花も、器も…」って言うんだけど、まるでカイと希佐自身のことを言っているようで好きです。
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カイは、レヴィとシシアを胸にそっと抱いて、希佐とこれから先、黎明の空の先を一緒に歩いていくんだろうなあ。

物語が進むにつれて色んな顔を見せてくれるカイ。とても魅力的でした。

カイ√は、カイを取り巻く周りの人たちが、ほんっとうにやさしくて、それをもっと見たいから、2周目やるなら、カイ√行きつつ、他の人のところをうろちょろしたい。

(継希くんの1年次アルジャンヌが良すぎだった。)

さあ、次はコクト行こうかな〜
おしまい。

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