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ジャックジャンヌ 白田 美ツ騎(1周目)

※多くのネタバレを含みます。
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本当は最初はフミさん√だったけど、
記憶の新しい美ツ騎から。
(1周目)は、全員1周したら、2周目回すはずだから。リードスキップしちゃったし。もっと細かく見たい。

そもそもこのゲームのすごいところって何よ。ってなったら、(数え切れないくらいあるんだけど)どんな選択肢選んでもプレイヤーに得しかないってことな。

美ツ騎と一緒にカフェに行くイベント。
絶対アプリコットジャム。今までの流れ考えたらアプリコットジャム一択。なんならブルーベリージャムとか、好感度下げ選択と思ってたのに。

ブルーベリージャムでもいいんですよ☕️
食べ合いっこっていう大イベント。そんなことある?実際の好感度↑↓は知らないけどね。
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美ツ騎の良いところは、精神的に未熟ってところなんだよね。
クールな性格で人と深く関わらないってスタンスだけど、本当は他人に興味もあって、たくさんの感情を抱え込んでて、傷つくのが怖い。
後半、自分でも気づいて大きく成長するけど、前半の幼い美ツ騎も大好き。

自分にはなんでも話して欲しい。
秘密なんて嫌。
だけど、今まで他人を避けてきたからどうやって接していいかわからない。
どうしていいかわからない。そんな自分が嫌い。って美ツ騎の想いが本当に伝わってきて、ドスドス胸に刺さるううぁぁぁぁあ。

大事にしたいのに上手くいかない。
自分の感情がどうにもできない。
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美ツ騎√は、美ツ騎が素晴らしいってのがもちろんなんだけど、シナリオがすごい。

美ツ騎は人前で着替えるのが嫌。
周りは「ジャンヌ」だからって思ってる。
私は「親がやべえ奴だから体に傷とかあるんだろ…」
って思ってた。この頭から爪先まで平凡なクズめ。

でも本当は
“心の奥底を他人に見られたくない”
だから自分の裸は見られたくない。
(注: 私解釈です。)

それなのに希佐の前で脱ぐ。
希佐にも「脱げるか?」って。
(僕に心を全部見せられるのか?)
って聞いてくる。
すぐに自己嫌悪になるんだけど。

自己嫌悪でぐずぐずの美ツ騎好きすぎるし、
なんか、そういうことかあ。ってなった。

JJって、繊細な心の表現が上手なのよ。
本当に感動する。美ツ騎は特にかな。
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あとは、やっぱり冬公演だよね。
美ツ騎は本当に本当に辛い冬公演だったはず。
(私も辛い。好きすぎて。)

大好きな先輩たちが、なんで?
なんで自分が?

ちょっと脱線するけど、作中、美ツ騎ってけっこう「なんで?」って言うんだよね。
それって今までは、他人に干渉しないようにしてたけど、大好きな先輩たちのおかげで、そして、希佐と関わって、後輩たち、同期たちとたくさん話すようになって、分からないことがたくさん増えて、気づかないフリしてた感情にたくさん気づいたんだと思う。

でもその「なんで?」から逃げ出さずに、向かい合ってきたからこそ、組長にまで成長するんだと思うんです。

冬公演期間中、ひとまわりもふたまわりも大きく成長した美ツ騎。
公演中、チッチと自分が重なって泣く希佐に

「今、行くから。」って。
「僕は赦すよ。」って。

あー、良いです。これは美ツ騎にしか言えない。ルキオラにしか言えない。
冬公演で歌った【淡色】は今後もふたりにとって、一生大切な曲なんだと思います。

ここの「お前が何者だろうと、僕が赦すよ。」ってところがその後に繋がってて、
希佐が女だって美ツ騎に伝えた時に
「そんなことより、お前が話してくれないほうが辛かった」的なこというんだよね。
(※セリフあやふや)

ここで、がっっつり男女感が出てないのが私は好きです。
美ツ騎にとって、希佐は女性としても大切な存在だけど、なにより、パートナーだから。
秘密ごとされてたら悲しい。大切な人が自分に全てを曝け出してくれるのは嬉しいっていうのが強いんだと思うな。
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あとはもう、最終公演だよね。
冬公演終わって、トレゾールとして希佐を支えるって、すんごい前向き、もうラストそれでまあるくおしまい。って思ってたよ。私は。

は?

いや、フミさん√やってからの美ツ騎だったからなおさら、は????

(ネタバレしないでいてくれたあやちゃんに感謝)

泣いたよ、これはもう。

美ツ騎にとってこんなに辛いことなんてない。

大好きな先輩たちがクラス優勝を捨ててる。
命より大事な歌を捨てなきゃいけない。

なにそれ。はあ。

希佐は、クォーツのために美ツ騎が自分を犠牲にするんだって思うけど、本当は犠牲になるのは希佐。
それを必死に必死に守ろうとする美ツ騎。
「僕が守るよ」って言ってたもんねえぇぇえぁぁぁぁあ。

前半の美ツ騎から想像できないかっこよさ。

(白田美ツ騎は168㎝。つーことは田中右190㎝〜2mくらいないか??怖すぎ。)

途中、お互い稽古が忙しくなってゆっくり時間が取れない中で、「なるべくお互いのことは報告しあおう」って美ツ騎が言うんだよね。
最高じゃない?希佐に興味しかないじゃん。
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最終公演

カルロが死ぬシーン。
シシアと一緒に歌いたいって。同じ舞台に立つんだって…。
もう歌わせてやれよ…死ぬなカルロ…。

(いや、顔面良すぎな。)

シシアの歌声に抱かれながら逝ってしまうカルロ。
シシアと一緒に歌いたいって想いが、美ツ騎の夢にもなるんだよね。
感動しました。最終公演。
本当によくやり切った。(私も含めて全員)

最終公演はかなりの当て書きだけど、
シシア(Ja)の一人称が「私」
カルロ(Aj)の一人称が「僕」
声も地声に近い感じで演技してるから、ここは、え?って思う人いると思うけど、私は、央國のシシアの世界観あって好き。
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語ると言うか、事実を述べ挙げただけになってしまったなあ。

最後に名前を呼んでもらえる美ツ騎。
よかったね。
ずっと気にしてたもんね。

好きな人に名前を呼んでもらえる愛しい感情

最終公演と絡めてくるシナリオ好きすぎるんよ。


あと1年で美ツ騎は卒業しちゃうわけなんだけど、この後も続くふたりのユニヴェールでの毎日が想像できるラストは最高でした。

美ツ騎√は美ツ騎最高ってだけじゃなくて
2年の先輩たちのドラマもあるから。本当にまさに、青春群像劇って感じ。

これはもう1周するしかないんだよ。

次はカイ√へいってきます!
おしまい。

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