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朝から思うこと

午前9時。家の裏手はすぐ山なのでとても近くから鳥や蝉の鳴き声が響く。生命力に滾る遠くまで飛んでく熱い音。赤ちゃんの鳴き声みたいに、自分の存在を必死で主張し続けている。そんな朝。

冷蔵庫で冷やしておいた種いっぱいに敷き詰められているスイカ。フォークで掻き分けてスイカの身と種をはがす作業をしていて、いろいろ思った朝。

人から影響を受けやすく傷つきやすい私は、本当は人付き合いをしないでおくのが安全なんだろうけど、私の聞き取りの弱さだったり(APD聴覚情報処理障害)読み取りの弱さ(ASD)には必ず人の助けがいる。その為には支援員とかカウンセラーだとか今からでも色んな人と会って人脈をつくっておかないとって思う。人と会っておきたい他の理由としては、昔から人と関わることに興味があるし、一般的に普通の人がしてるような普通の関わりをしたいと常日頃思ってきた。でもそれが空回ったり、自分の感覚や人の感覚が余りにも違い過ぎてカウンセラーの元で訓練してはいるんだけどもなかなか出来ないんだよなぁ……。異文化交流超えて未確認生物と毎日交流してるみたいな気持ちになる。全然極端に言ってるんじゃなくて。

小さい子が大人をおんぶしようと必死で踏ん張ってるかんじ。人に押しつぶされる恐怖と、人と関わりたい熱い思いと、両方に挟まれている感じ。でも、私にしたら結局は、人と関わるのも絶望。でも、関わらないのも絶望なのだ。

赤赤とした身からごちゃごちゃ執拗に入り組んだ種を必死に取り除きながら、何度もこの考えの終着地点辿りついては何度も同じ出たしから考えがスタートする。

この種もなかなか身に執着して全て取り除けないでいる

あーはがゆい。

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