自分を虐める自分へ

うつ状態に近い感情になると人は自分のことだけを可哀想としか思えなくなってしまう。自分が変わろうとしなければ幸福にはなれないのに他人からの承認で幸福にしてもらおうとする。そんなの間違ってるの分かってるけどマトモな考えができる精神状態ではないってことである。そこで起きる事態として自分に優しくしてくれる、愛情をくれる人に対してまで攻撃的になること。貰う愛情にはウラがあるんじゃないか、とか自分にとってマイナスだと思える行動に対して難癖をつけてネガティブになる。相手にはそんなつもり更々無いのに。そこで相手は気を遣うようになり、エスカレートしてくとやがて本当に愛情を与えてくれていた存在さえも失うことになる。
それでいいのか?どうせ死ぬからって全部諦めてせっかくの温かい気持ちを蔑ろにしてもいいのか?自分のことばかりになっていたのはほかの誰でもない、私なんだ。
勝手に生きるのを諦めたのは他人に認められなければ生きられない私だ。
他人軸で他人ばかりを優先して自分のことを後回しにしてきたツケが回ってきたんだ。お金のツケも付けたがる私は自分のことまでもツケにしたがる。人間として如何に愚かなんだろうか。
おかしな性癖を持った人間を馬鹿になんかさぞできない立場だ。
何もできない時間を無駄だと決めつけていた。それでも自分で思考し決断した過程は無駄ではないってことらしいんだ。
自分に対して真面目になる。今更遅いなって呆れてる。何いきなり意識高くなってるの?どうせ続かないでしょ?また勝手に諦めて自暴自棄になるんでしょ?そう囁く自分がすぐ隣にいる。悪夢の正体は結局ネガティブな自分なんだ。
心の強いひとはそんなネガティブな自分を消し去ることなく、共に上手く歩んでゆくらしい。そんな器用なことができるのか?ほらまたそうやって自分を疑うんだ。
存分に傷つけてしまった愛をくれる人に対してどう向き合っていくの?
もう疲れて愛想を尽かされてるかもしれないのに?もう遅いかもしれないのに。
でも悲しいことに時間だけは過ぎていくものだから。いつまでも子供でいたいけどそんなの無理なんだよね。
大人だったら怖いこと苦しいこと辛いことにも目を瞑らずに向き合わなければ行けない時が来るんだ。
明日からちゃんとやれる?
小さい約束だけど自分との約束守れるようになることが幸福への1歩なんだろう。

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