低用量ピルを飲んだらメンタル崩壊してしまった

正直に告白する。
服用を始めてからずーっと不幸だった。
人生を楽しいだなんて1ミリも思ったことはなかった。

今よりも快適になるためにお金と時間を掛けたはずだったのに、逆に不健康と不幸を掴まされた気分だ。

服用前はむしろ「人生の救世主」みたいに思っていた。

低用量ピルのイメージは生理が楽になって精神的にも楽になる！っていうプラスのイメージしか無かった。

マイナートラブルやリスクの話も受けたが、
「健康になるための代償」なのだと受け入れ態勢は万全なはずだった。

10月23日、服用開始当初はは生きていてこの上ない程の精神のおだやかさに驚いた。
なにがあっても平行線を保つような静けさ、といった感じだろうか。
怖いくらい笑顔で機嫌が良かった。
何が起きても、何をされてもニコニコしてる。
ちょっときもちわるいくらい。
まるで嵐の前の静けさ。

服用5日目、事件が起こる。
この日は辛い出来事があったが故にメンタルが弱まっていたというのもあった。
が、今までに無いほどの絶望感を味わった。何もやる気が起きず、好きなものを食べてもお腹は下す。夜7時には眠ろうとした。
何をしていても意義を感じない。
つまらないからだ。
夜早々に布団に篭ったところで寝れるはずは無く、「人生の終わらせ方」をググるようになる始末。
自分を終わらせることへの恐怖と、自分という存在を無くしてなにが悪いのか、わからなくなった。
この時は、正直記憶が曖昧にしたいくらい辛かった。
これまでにないくらい自分のことを怖いと思った。

それからというもの、3日間の偏頭痛、ずーっと下痢しっぱなしのお通じ、止まらない不正出血…
時折、自分の存在を消したくなって、消してはいけない理由が分からなくなって、怖くてしょうがなくて涙が止まらなくなった夜を繰り返した。

まるで永遠に生理直前+生理中の体調とメンタルでずーーっと生きているかのようだった。

不正出血は3週目になるとまるで生理のような出血の仕方になった。眠気と鈍い腹痛もある。いや、これただの生理じゃん。って何度も思った。

おさまらない不正出血のおかげで彼との触れ合いも減ってしまった。いつ不正出血終わるの？って聞かれても明確に答えられない自分が嫌だった。

こんなになるくらいだったら2日間の酷い生理痛と生理直前のメンタルの方が数段マシだと思った。

現在4週目。
明日の22時に服用を終えたら休薬期間に入るらしい。

4週目には婦人科へ行き、次のシートをもらわなければ。というつもりでいたが、やめた。
たった１ヶ月、マイナートラブルの連続で辞めるのは時期早々なのでは？とも思われるかもしれないけれど、このどよーんとした死の香りが耐えない精神状態が続けば私はきっと

生きる意味が
本当にわからなくなる。
だから辞める。

継続は力なり、ホントにそう思う。
うなちゃんって続かないよね、何事も。
心当たりのある誰かにそう言われそう。
本当に自分でもそう思うし、そう思われても仕方ない。
でも生きるためには必要な選択なんだ。

だから、ゴメンネ。と謝る。
期待してた自分と他人に。

ま、違うことでなにか継続できればいいね。
と、また歩くしかないんだろうね。