少年よ 思春期たるもの 炎上(もえ)てゆけ
・昨今、冷笑が話題である。
というか、今更言うまでもないというか、もうここんとこ10年ぐらいは冷笑逃げの大ブームではないだろうか。
若くして浅ましい冷笑などに身を窶し、イタイタしい黒歴史のひとつも背負えない者が増えているとは…
嘆かわしいことである。
少年よ、思春期たるもの炎上(もえ)てゆけ。
私?
ご存知の通りイタいので冷笑されまくっておりますが、
ご存知の通り大スターなので…
毎日、楽しい!!!
("イタい"側からの新視点)
・ふと思い出したことがある。
小学生の頃、お父さんが私たち兄弟に1冊ずつ、大きくてものすごく分厚い真っ白いメモ帳を渡してくれたのだ。A4より一回りはでかく、厚みも3cmはあっただろうか。
当然そのノートは、命名用のカッコいい単語リストだの好きな漫画の絵の模写だのオリジナルキャラクターの設定だの…いわゆる"厨二病"なアイデアで埋め尽くされることになった。
今となってはかけがえのない人生の恥だ。
感謝している。
その物理的なノートの為に、私はインターネット上のものをわざわざ印刷し続けたのだ。そのデータの多くはもうオンライン上に残ってはいないが、ノートさえ繰ればいつでも幼少期の私を奮い立たせ恍惚とさせた宝物たちに触れることができる。それらこそ、表現者としてのルーツのひとつと言っても過言ではない。
それに確か、表紙がソフトカバーの黒革で、見た目も子供心にすごくカッコよかったんだ…。
いつか子供が産まれたら同じことをしたい。
まあ、そんなルーチンがあったせいで、私は当時ハマっていた『モララーのビデオ棚』なる2chのAA作品板を"印刷"した巨大な紙束を親からインターネットを禁じられていた親友に渡しまくるなどの奇行に及んだりしたが、それはそれ、である。
すみませんでした。
おしまい。
生きてる いのちって最高♪