初めてのハロワ。落ち着かない8/8＊転職日記＊

6：３０のアラーム。
うだうだスヌーズに起こされて7：００にやっと起き上がる。
お腹が空きすぎて筋トレがキツかった。
フルグラを食べながらメール確認とSNSを見る。
特に必要性も動きもないのについ見てしまう惰性のSNSが一番生産性がない。以前より頻度は減ったけれどなかなかやめられないのが憎たらしい。

寝汗をかいていたからシャワーを浴びて、シーツもまとめて洗濯機に放りこむ。
もう８年は使っている洗濯機だが、最後のすすぎ→脱水の行程で、なぜかすすぎ→すすぎをエンドレスしてしまうのが大変悩ましい。水道代もバカにならないんだよ、キミ。どうしてそんなおバカなことするのかわからないよ。

ひとしきり洗濯機と格闘して、ようやく完了した洗濯物たちを干そうと窓を開けるとマンションの解体工事が終わっていた。綺麗に更地になっていて感動すら覚える。朝の陽射しをなんの障害もなく浴びて光る土は、まだ誰も足跡をつけない砂浜のようにも見えた。ああ、さらば工事騒音。
窓の外の空気も涼しくなってきて、秋の訪れを感じずにいられなかった。今日は立秋だ。

支度をしてハローワークに行く。
お気に入りの黒いワンピースで外に出ると風が通り抜けて気持ちがいい。混雑時間をあらかじめ確認しておいたからかスムーズに受付して登録していただけた。しかし失業保険給付にあたっての流れ説明までが長かった。
１時間ほど待たされて説明を受ける。
今回が初めてなので確認と質問をするのだが、お兄さんの対応がツンケンしていて悲しくなる。
自己都合で辞めたくせに給付を欲しがりやがって、とか思われてるのかな。そんなはずはないのに、真面目に仕事をしてるお兄さんの些細な語尾で心が痛んだ。
Twitterで「アンガーマネジメントの講師に怒られた」というツイートが流れてきた。それに対する「『怒る』と『叱る』は違うのでは」という指摘が尤もだと思う。
お兄さんは呆れてるわけでもなく、彼なりに淡々と仕事をしているだけなのだ。ケアマネージャーのようにいちいち「はい、お疲れ様でした」なんて言う筈がない。
わかってるけど、気にしても仕方ないのだけど。トボトボと帰りの坂道を歩きながら勢いで買った自販機のお茶を一気に飲んだ。

昨日の面接の返事がこないことが心に重い。
すごくいい感じだと思ったけど、そう思った会社でもいい返事をもらえてないのが現状。別の企業からの一次面接の連絡があるからゼロではないのだけど、期待したりガッカリしたりに早くも疲れている。

カフェで本を読んでも周囲の気配が気になる。
移動して静かなカフェに入るも、みんなパソコンをカタカタと打ち付けていて気になる。
ふだん気にならないことが気になる。
メールがこないのが気になる。
途中で見かけたテレビの撮影(おそらくバラエティ)で、さすがに名前は知ってる芸能人を見ても、まったく気にならなかったのに。
頭の中の地図を埋めるピースが見つからないことの方が気になる。

だけど、ここのところ雲が多くても美しいこの空を見上げて美しいと思える余裕はある。
暦ではもう秋になる。
この無意識なゆとりを大切にしていこう。