2019年があったから今の自分がある （ふりかえり）

もうすぐ2020年を迎えようとしている年の瀬。
わたしにとって2019年から2020年に年がかわることは、いつもより特別な意味がある、と感じています。おそらく30歳という新たな世界に踏み込むからなのかもしれない。ひと足先に30歳になった同級生たちには、そんなに変わらないよと言われるけれど。

先日、こまみーずで野心宣言の会を開催しました。今回はその中で行われた2019年の振り返りについて（2020年の野心は年明けに更新します）。

2019年をふりかえって

「仕事」と「プライベート」それぞれを月ごとに書き出して、今年一年どうだったのかを少しずつ思い出していく作業。ひと月ごとに振り返ってみると、たったこの一年でも意外と忘れていた出来事があって、そして急に懐かしくなったので、その感情たちも一緒に書き出していきました。

野球三昧のプライベート

わたしの場合、プライベートを書き出していると、ほぼ野球の出来事ばかりで少し笑ってしまった。きちんと数えていないけど、プロアマあわせて60試合ぐらいは現地で観戦してたんじゃないかと思う。高校野球も初めての社会人野球も、一軍の試合も二軍の試合も、そして偶然にも三軍の試合を球場で観たり、韓国では初めてKBOを現地で肌で感じることができたのは嬉しかった。野球が好きな友人もたくさんできたことは今年一番印象深く幸せな気持ちです。

また宿泊を伴う旅行は、東京・福岡・韓国（ソウル）・葉山・尾道としまなみの島々・松山・高知と、今年もよく旅をした。そしておいしいものをたくさん食べてきた。それについては別のnoteで2019年のまとめをしたいと思っているけれど、この3つは今のわたしのとって「核」とも言える部分だと思う。
ただ今年は”読む”ということが少しおざなりになっていたかもしれない。あと映画もあまり観れなかったな。来年はもっとそういう「教養」や「心の栄養」という部分にも時間を割いていきたい。

たくさん悩んだ仕事と自分自身について

仕事については「今のままでいいんだろうか、いやもっと前に進めたら」と悩んだ一年でもあり、ありがたいご縁からこまみさんのパートナーとしてプロジェクトに関わらせていただいたり、こまみーずに出会えたりなど、わたしにとって大きな転換期となった一年でした。
普段はイタリア食材やワインに関わる営業事務（営業サポートはもちろんSNSやweb担当、輸入業務立ち上げも含む）をしていて、「食」や「イタリア」が大好きで今の仕事ができていることはとてもありがたいし幸運なことだと思っています。でも仕事のことについて考えれば考えるほどこのまま事務としてではなく、もっとなにかを作り出したり、もっと好きなことに向き合いたいと思うようになりました。
そんな自分の気持ちにもっと正直になって勉強していこうと思えるようになったのは、こまみーずを始めとする仕事の話が真剣にできる友人たちがこの一年でたくさんできたこと。これは自分のなかでとても大きかったと思う。
そして、「自分って何者でもないし、ライターやデザイナー、エディターやエンジニアのような『肩書き』もないし、でもやりたいことはたくさんあるし、この先どうしたらいいんだろう」という焦りやモヤモヤを常にかかえていたとき、先日発売された村上萌さんの『深夜の、かけこみ横丁』を読んだ中に、自分とまったく同じような悩みをもっている方とそれに対する村上萌さんの答えがあり、その答えが自分のなかでとても腑に落ちました。

（前略）好きなことは見つけるものではなく、自分でつくり上げるものだと思っています。
気づけば続けていることや、人よりそれに関して意見が強いこと、そういうことは、必ず誰にでもあります。
それを、まずは言語化してみてください。
そして、その次は誰かの役に立つ形に変えてみる。
そうすると、なんとなく好きだったことに、急に輪郭が出てきます。

「言語化」、自分に必要なのはまさにこれだということを改めて自覚した文章で、今このタイミングで萌さんのこの言葉が読めて本当によかったと心から思っています。年末年始という自分を省みて見直して先のことを考えるためにベストなこの時期に、しっかり言語化した自分の言葉をノートに書き出していくだけで、自分の思考が見えてきて「やりたいこととやるべきこと」が見えてくるように。

ちなみにコンテンツ制作がしたいというのは今も変わらず、現在はオンラインでWebディレクションを学んでいます。ディレクションという仕事スキルは今後自分が進む方面には必ず必要になってくると思ったことと、Web制作全体の知識をもっとつけたかったから。ここから細分化して知識をさらにつけていければと思います。

たくさん様々なことを学んだとしても、いろんなコミュニティやイベントに参加しても、結局はそこからなにを学ぶことができたか、どのように行動することができたか、自分がどうしたいか芯をしっかりもったうえで考えれるかかなと。

このふりかえりを2020年にどうつなげていくか

2020年の野心については、新年を迎えてから書こうとおもっている部分なので後日に改めるけれど、2019年に感じたことや学んだこと、思い出や出会いを2020年にどうつなげれるかはとても大事だと思っています。来年は仕事もプライベートも大きく変化していくんじゃないかと個人的に思っているので、今よりも楽しくなれるように、ひとつひとつ前へ進んでいけるように挑戦する一年にしたいな。