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立ち止まることだって悪くない、大切な一歩

長かった梅雨があけ、ようやく夏がきた。
蝉たちも待ちわびていたかのように大きな声で鳴いている。

今年の夏は、十何年ぶりに地元で過ごすことになった。
昨年の秋頃から思い描いてきた理想とはちがう道。人によっては、前もって準備しなかったからじゃないのと言われるのかもしれないけど、わたしは不器用だから、あの方法が一番だと思った。
まぁいいか。そう思えるようになってきた。生き急いでいても仕方がない。
少しずつ大人になり、気持ちも落ち着いてきた。自分と向き合う時間が多い中で、改めて特性や気質にも気づいた。無理に人に合わせるのは苦手だから、自分なりの生き方をするしかない。
マウントをとる人たちの環境より、なるべく心地よい世界に身をおきたい。

生きていると立ち止まることだってある。でも、その立ち止まった場所からできることからやろう。そう思えてすっきりした。


息苦しい時だけではなくても、どうやらこの数ヶ月ですっかり太ってしまったので、海まで走りに行こうかなあと思う。
幼い頃から身近だった瀬戸内海をみると、人の感情とかエゴとか欲とか世の中のこととかちっぽけに感じてしまう。

当たり前のことが当たり前にできるということは、本当に尊いと思う夏。
ただ、悪いことばかり考えるのではなく、大切なことを見つめ直して本質を追求する夏だと思っている。

不器用は不器用なりに、自分のペースで歩いて行くよ。


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