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一番欲しいものの修正

手に入れたいものばかりを追いかけて、楽しいことの存在を忘れることがある。
少し遠い未来に欲しいもののために動いていたら、今心から楽しいことが無いことに気づいた。

私は会社員という肩書きを失くして時間を手に入れたけど、限界だったあの頃にどんなものよりも欲しくて輝いて見えていた「時間」を、今、健康的に使えているとは思えない。

色々なものと引き換えに手に入れた今だから感じることではあると思うけど、今はこれじゃないなと思ったら次にシフトするべきだということ。
たとえこれが同じことのループなのだとしても、それが生きていく進んでいくということのような気がする。

とはいえ、同じなんてことは絶対にない。
まず、私は歳を重ねているし、時間と感情を重ねた分必ず変化し続けている。

楽しみな予定が久しぶりにできて、ふいに「あ、もう私にとって一番必要なものは、何もしなくていいなんていうくらい自由に使える膨大な時間、ではなくなったんだな」と自覚した。


私はまた、人生計画を修正する。

そういうことを繰り返して、生きていくんだと思う。







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