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傷を絶望に繋げないために

私から見えてる面だけがその人の全てではない。

私たちにきついことを言うあの人も、恋人や友人の前ではきっと優しいのだろう。
どんな言い方したら嫌われないだろう、なんて考えたりもするんだろうか。
それは少しかわいい。

この人と合わないなと思う時、あくまでも私は私といる時の貴方が苦手だ、と考えると他人に世界に絶望しなくて済む気がする。
こんなことばかりなんだろうかと自分の世界を悲観しなくて済む。

とはいえ、私といる時の面しか私は見れないし、その面の貴方としか私は関わっていけない。
関係性が変わっていったらそれがいちばん嬉しいけど、
その話はまたいつか、きっと…

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