斎藤佑樹投手 お疲れ様でした
斎藤佑樹投手が現役引退。
斎藤佑樹投手は、プロ2年目に右肩関節唇損傷と診断された。右肩関節唇損傷は完治が難しい。引退する選手もいる。故障してから思うように投げられず、葛藤しながら投げ続けていた。
あるときテレビで、もう二度と故障前のように肩を気にせずに投げることができない、それが辛いと言っていた。
プロ野球選手と比べるのはおこがましいけれど、自分の聴覚障害と重なった。自分も思った。もう二度と何のストレスもなく会話をすることはないんだって。聞こえる状態のまま今の人生を生きてみたかったって。
どんなにそう思っても、後悔しても、願っても、故障前の身体も、聴力も返ってこない。
それでも思ってしまう。もし、とか。もう一度、とか。
斎藤佑樹投手の気持ちわかるなぁって思った。戦ってるんだなぁって思った。そして、私も戦ってるんだなぁって思った。自分だけじゃない。
私は私として、いま持っている全てに感謝して、抱きしめて生きていくしかない。
斎藤佑樹投手、お疲れ様でした。怪我に挫けず、11年間プロ野球選手として、野球に向き合い続ける姿に勇気をもらっていました。
ありがとうございました。
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