旅先で受けた贅沢すぎるギフト

旅をして良かったと思う瞬間はどんなタイミングですか？

私は、自分も周りも笑顔になった瞬間が旅をしていて良かったと思う瞬間です。笑顔になった瞬間は特に思い出に残っており、私が旅に出るときは、今度は私がお返ししようと思い、心がけています。

今回は、今までにあったそんな嬉しい瞬間、私が旅で意識していることについて書いていきます。

輪を広げてくれた瞬間

旅先で、友達が出来た経験はありますか？

私は何度か経験があり、旅をしなければ出会えなかった人と繋がれた瞬間がとても嬉しいです。

旅の一環として、私がフリーアコモデーション（以下、フリアコ）を利用し、福岡のゲストハウスで2ヶ月間働いている際に、ゲストの方が一緒にもつ鍋を作ろうと誘ってくれました。
また、この期間に出来た友達との飲み会やパーティーに、その友達の友達を連れてきてくれた際に、更に新しい出会いがありました。

フリーアコモデーションとは？（通称フリアコ）
フリーアコモデーションとは、「free（無料）」と「accommodation（宿泊施設）」をかけ合わせた言葉で、無料でホテルやゲストハウスなどの宿泊施設に泊まるかわりに、業務の一部を手伝う仕組みを指します。

ベッドメイキングや室内の清掃など、1日数時間でできる宿泊施設の業務を手伝います。労働に対する賃金が発生しない代わりに、宿泊代金が無料になります。

mazrica times

自分を人と繋いでくれることは、信頼してくれているからこその行為だと思うので、とても感謝しています。

そんな風に出会えた友達は今でも繋がっており、仲良くしてくれています。これは私にとって贅沢すぎるギフトでした。

再会できた瞬間

旅先で出会い、連絡を取り、再会できることはとても貴重だと思います。
なぜなら、地元や職場、学校など、何度も会う機会のある環境ではなく、旅先という場で奇跡的に出会え、会っている時間も限られている中で、再会できる関係性を築くのは難しいからです。

福岡でフリアコをし、福岡を出てからまた遊びに行った際に、そこで出会った人々が集まってくれました。急遽声をかけても、時間を割いて沢山の人達が会いにきてくれたことは、本当に嬉しかったです。

また、宮城県で出会ったおばあちゃんに会いに行った際に、「顔が見れて、
話し相手になってくれるだけで嬉しい」と言われた時は、また来てよかったと思いました。

自分の知らなかった一面を教えてくれた瞬間

ゲストハウスで働いていた時に、初めて出会ったゲストの方から「今が人生で一番楽しそう」と言われ、自分でも気づいていなかった事実を知ることができました。

他にも、「こういった仕事が向いてるんじゃないかな」、「こういったことが得意だよね？」と、自分のやりたいことや方向性のヒントを教えてくれました。

これは、新しいことを旅先でしたから発見してもらえたのかなと思います。

今度は私が与えたい

この3つは、私が旅を通してもらった贅沢すぎるギフトです。
このことに気づいてからは、今度は私がお返ししようという気持ちで実践しています。

旅先で友達と友達を繋いだり、連絡を取り再会したり、その人の行動を真っ直ぐみて素直に伝える、そういったことを意識し、実践しています。

私が旅人としてできることはあまり多くありません。
ですが、この３つならまだまだ未熟な私でもできること。

出会えてよかったと思える人が少しでも増えるように、これからも意識していこうと思います。