資格勉強、試行錯誤
テキストを初めて買ったのは、去年。
電子書籍で「とにかく毎日開く!」という目標で習慣化に挑戦。
最後まで読むことはできたけれど、興味のある分野をわずかに覚えたのみ。
とりあえず、過去問を一度やってみると、
「一体何を言っているのかわからない」が延々と続いた。
テキストを読むことと、試験対策は違うのかもしれないと気付いた。
今年、友人と「今年、一緒に受験しない?」という話の流れになった。
勉強の習慣がついてきて、いろんなことに自信がついてきたのかもしれない。
お互い違うテキストを買って、勉強開始。
私は、まずは1冊読んでから、過去問を解いて、わからないところを再度確認しよう!とこまめに読んだ。
しかし、10分や20分、読み飛ばす勇気もなく読んでいくと一週間はかかる。
知識のとっかかりのない情報を、一週間もかけて読むと、最初の方はもう読んでいなかったのではないかというほど忘れた。
後追いで始めた問題集も、読んでいるところと乖離が激しくなり、
わからない×2を反復横跳びするのが全くおもしろくなく、思い切って一旦リセット。
単元ごとにテキストを読んだらすぐ問題集を解き、わからないことはリアルタイムで解消。
次回始めるときはぱらっとでもいいので前の単元を見ておく。
これくらいにしたら、わかる感もあり、かなり勉強自体も進めやすくなった。
真面目に勉強したのは受験以来のため、色々な勉強本も図書館で借りては読んでいる。
「やってる感」だけを味わってしまうのは避けたい。
いくつか読んだ本によると、
・人間の脳は「間違えた!」を起点に記憶をする
・誰かと「一緒にやっている」と思うだけで記憶力は上がる
・やったこと、知ったことはあとでまとめて書き出すとよい
テキストを読み、ノートをとるだけでは、満足感はあっても頭には入っていないのかもしれない。
赤シートの活用(これなんだっけ、と思って真剣に考えること)や、今日やった単元を友人に報告するなどという行為は、効果がありそうだ。
おおまかなスケジュールは、2・3月に重い単元をやってしまって、
4月からは大学の授業と平行できる軽い単元をやりきる。
全体を一周したら2ヶ月ほど過去問をガンガン回し、
試験が見えてきたら本番のタイムスケジュールで試験問題を回していくつもり。
本番の試験時間が2時間ほど。
いまのところ、勉強に没頭できる時間は1時間ちょっとなので、
ここも問題をやっていく間に伸ばしていかないとかも。
全く関わったことのない業種の資格だけれど、
働き方に選択肢がありそうなのでとにかくやってみようという考え。
レジ打ち・薬局事務員などのスキルはあるけれど、
クレーマーや流行り病などでこの仕事をしたいかと聞かれると、できればやりたくないと思っている自分に気付いた。
今は「普段からパソコンを使っています」とゴリ押して派遣会社に入り、現場に飛び込んでスキルを示してパソコン仕事を貰っているが、
これだっていつまでできるかわからないし、IT資格が必須になる傾向があるなら、資格を取った時点ではスタートラインでしかなくなっていく。
スタートラインが同じであれば、私が仕事にありつける確率は下がってしまう。
心の底に静かに横たわるコンプレックスのこともある。
持っていないものを羨むのはわかるけれど、欲していないものまで羨むのはおかしいと気付いた。
それならできることをやって、自分の好きな形で生きていけばいいじゃないか。
今日が一番若い日。
後悔のないように、進める間に前へ。
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