そいつどいつに夕方1時間託してみた
竹馬さん30分後に飛び出し案件で、
珍しく刺身さんが舵を切っていた。
そんな2021.07.28無限大ドームII
「そいつどいつに夕方1時間託してみた」を拝見した。
コンビにはプレイヤーとブレインがいる。
勿論、どちらも出来る方がいいのかもしれないけど、
このバランスがおかしくなると観客側としては不安になるのだと改めて学んだ。
竹馬さんはネタも書いているし、コンビとしてもネタの時は置いておいて、クールな立ち振る舞いをする方だ。
よく、色々な芸人さんが仰っているが、そいつどいつにおいて竹馬さんはブレインなのだ。
一方の刺身さんは、コント師の中でも抜群に演技が上手い。ひょうきんなキャラクターで常にムードメーカーとして、平場でも大喜利でも大活躍の、そいつどいつのプレイヤーだ。
そんな2人のバランスが私は大好きだ。
自覚はないのかもしれないが、そいつどいつのお2人は相当相性がいいと思う。
企画もののライブは大体ブレインが進行することが多い。これはかつてのアメトーークでもそうで、
蛍原さんが進行して、宮迫さんが盛り上げるというようなイメージを持っていただければと思う。
今回は竹馬さんが飛び出しだったため、
珍しく刺身さんが進行、竹馬さんがプレイヤーを担っていた。
コーナーの中で、大喜利をするコーナーがあった。
竹馬さんは「多分、大喜利がそこまで得意なわけではないのだろうな」と会場の多くの人が察したくらいにはトリッキーな答えで周りに突っ込まれていたし、
刺身さんは進行表カミカミだった。
「いつも通りじゃない」ということの大きさに気付かされた。
ゲストで来てくださった大自然さん、カゲヤマさんには強く助けられていて、色々な場面でフォローしてくださって凄く温かい1時間だったのは記憶している。
そいつどいつさんの普段の人柄が、自然とそうさせたんだろうなと感じた。
コンビのバランスは保たなければならないし、
だからこそ、
それが保てるような環境(空間)を常に作ること、
イレギュラーな状況でも真剣に笑うこと、
が、私達観客にできる唯一のお返しなのかなと、今回の企画ライブを拝見して感じた。
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