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【国内MBA】将来計画書の書き方

こんにちは。
一卵性双生児 Ito and Uru の妹、Uruです。

今回は国内MBA受験の肝になる「将来計画書(一橋での名称)」についてご紹介したいと思います。

①そもそも何を書くのか?

筑波MBA-IBではEssayでしたが、一橋では将来計画書と呼ばれています。志望動機、入学後の計画、修了後の計画の3項目を約2000字で書くもので、"どうして""何のために" 国内MBAで、その中でも一橋で学びたいのか、ということを教授陣に伝える一番大事な部分です。
一橋はこのように3項目に分かれているため、ストーリー立てながら書くことができます。将来こういうしたいことがあって→そのためにこんなことが研究したい/学びたい→だからこんな動機があって入学したい、この流れがスムーズだと思います。

②わたしの場合

そもそも国内MBAで学びたいと思い立ったきっかけが2つあります。
○人材・組織マネジメントについて学びたい
○自分のビジネススキルや知識に磨きをかけることが出来るアウトプットの場が欲しい
これらの思いから色々と調べていくうちに国内MBAへの入学という選択にたどりつきました。表現の仕方は少し変えていますが、おおよそこの2本立てで志望動機を書いています。
そして一番悩んだ入学後の計画は、自分の業務に関連した話題の中でコロナ禍で浮き彫りになった課題を研究テーマとしました。

③良い研究テーマとは

入学後の計画(=研究テーマ)については非常に試行錯誤しましたので、自分なりの答えを書いてみたいと思います。

●切り口が自分にしか書けないオリジナリティがあるものであること
●そのテーマを一般化することができ、他企業・他業界においても研究成果を活かせること
●1.2年で解明ができるレベル感であること

この3点をクリアしているかを考えながら、結局3回ほど変更しました。前回の記事でも書きましたが、このテーマ設定が一番苦労しました。その中で一番やって良かったと感じることが、先行研究の調査です。例えば、”コーポレートガバナンス”や”人材戦略”などざっくりとしたテーマをGoogle scholarで検索し、関連する先行研究をネット上や国立国会図書館で読みました。そうすると、このテーマ設定だと既に答えが出ているなとか、この手法を使えばこれくらいの研究期間で自分のテーマの解明が出来そう、さらにはこの切り口でテーマ設定出来るかも、と具体的にイメージがしやすくなったりテーマ設定の参考になります。0ベースからテーマを検討するよりも、先行研究をたくさん読んだうえで検討したほうがアイディアがスムーズにわいてくると思います。

④最後に

最終的に志望動機を700字、入学後の計画を1000字、修了後の計画を300字(+参考文献)で書き上げました。またせっかく国会図書館に足を運んで調べたので先行研究の引用を一部しています。もちろん、先行研究の調査は合格に向けて必須ではないと思いますが、やってみると入学後に実際に研究をするイメージがわいたり、関心のあるテーマについて知識が増えたりとメリットも多いのでおすすめです。

以上、長くなりましたが読んで頂き有難うございました。
受験まで3か月間、独学で準備をしてきた私のリアルをお届けしました。
面接などまた別途記事にしたいと思います!





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