見出し画像

菩薩社長の名言4『本音と建前』

菩薩社長のもとで秘書をしております。


冒頭から大変恐縮ですが、ここからしばらくの間茶番にお付き合いいただく事になります故、菩薩社長の事をご存知の方は下記茶番をすっ飛ばし、是非☆☆☆マークがついている本編へお進み下さいませ。


菩薩社長をご存知ない方はしばし茶番にお付き合いください。


菩薩社長ってなんなん?顔が菩薩に似てるの?菩薩じろうとか菩薩おさむみたいに苗字が菩薩なワケ?などと思われた方、大変失礼いたしました。


何のひねりもないのですが、中身がとにかく菩薩な社長ゆえ「菩薩社長」と私が勝手に呼んでいるのでございます。そんな菩薩社長についての詳しい記事はこちら。

え、読むの面倒くさいって?お気持ちよ~く分かります。


めちゃめちゃざっくりご説明すると、入社してまだ日が浅かった(とにかくビクビクしていた)私に


「ピリピリせず、思いつめず、まぁいいか!も必要。初めからできる人なんていないし、誰しも皆初めての時があったんだから。」

「"あぁ、今日も会社行きたくないなぁ"と皆に思わせちゃいけないと思っているんだ。」


このように声をかけて下さったのです。いかがでしょう?相当ざっくりな説明ですが、菩薩でしょ? (強引に同意を求めるスタイル) 
そんな菩薩社長より先日大変ありがたいお言葉を頂戴いたしましたので、そのお言葉とそれにまつわるエピソードをご紹介させていただきます。
 

    
    
        ☆☆☆「本音と建前」☆☆☆

先日とある方から

「あなたはもう少し本音でしゃべった方がいいよ」と言われました。どうやら以前から私に対して思っていた事のようで、先日その思いを口にして下さいました。

そういえば、外資系ラグジュアリーブランド時代にも「お前はもっと本音で話せ!」と上司に言われたし、男友達にも「もっと君の本音出した方がいいよ」と言われた事を思い出しました。


本音ねぇ。。。
本音を出したら、恐らく君たちを泣かせると思うよ?笑
そんな風に思ってしまった私は性格が悪いのか、もしくは本音の解釈を間違っているか。


たぶん思った事をポンポンッとそのまま口にするというのではなく、困った時や助けてほしい時に「助けて」と素直に言える。甘えてみる。それが彼らが言う「本音を出す」という事なんだろうなぁと思ってみたものの、なんだかしっくりこない・・・


よしっ、自分ひとりで解決できない時はあの人に助けを求めよう!
(早速甘えてみたっ!私やるじゃん!笑)


「社長、業務の事ではないのですがちょっとお話してもよろしいですか?」

と前置きしつつ、菩薩社長に聞いてみる事にしました!
(よりにもよって社長に聞く私笑)


「先日とある人に”もっと本音で話せ”と言われたんですが、私本音を隠している自覚がなかったのでなんでだろう・・・と思ったんです。社長は本音で話す事についてどう思われますか?やっぱり何事も本音で話した方がいいと思いますか?(そんでもって私って本音で話してますかね?と聞きたい気持ちをなんとかこらえました)」


”いきなり何を話すんだ”と皆さん同様社長も思われたと思うのですが、そこは菩薩社長。親身になって私の質問に答えてくださいました。



「本音ねぇ。そうやってお相手が言うって事は”嘘をついてる”って意味なのかしら?まぁいずれにしても、世の中は嘘にまみれてるからねぇ。なかなか本音だけで生きていくっていうのは難しいよねぇ。」


おっ、菩薩節出ました!
続けて社長はこうもおっしゃいました。


「例えば誰かに対して、”お前バカじゃん”って本音で言ったら大変な事になったりするでしょ?そういうのもあるから、必ずしも全てに対して本音を言うべきではないかな。とはいっても、本音だと話が早いよね。昨日の商談でも皆建前ばっかり言うからなかなか話が進まなくって、そういう時は本音で話してよって思うかな。笑」


「ちなみに僕自身でいうと、年を取った事でかっこつけたり自分をよく見せようっていう意識がどんどん減ってきたから、”分からない事は分からない”って素直に言えるようにはなってきたかな。そういう意味でいうと、”ありのままの自分”っていうのが”本音で話す”事と近しいのかもね。



社長ぉぉぉぉぉぉぉ~!!!!!!
やっぱりあすなろ抱きしていいっスか!?
社長の言葉に大興奮する私。


思わずテンションが上がってしまい


「さすが菩薩社長!ありがとうございます!実は私の周りで社長ファンが続出しているんです」とついつい言ってしまいました。そして、よせばいいのに"これが建前だと思われちゃ困る!"と


「これは私の本音です」とキリッと力強くお伝えした所


「いいオチがついたね」とニヤリとしながら颯爽とお部屋を出ていかれた社長。



なぜだろう、社長に全てを見透かされている気がする…


☆☆☆


プライドを捨てたり、カッコ悪い自分を受け入れて他者と接する。
「本音で話す」っていう事はそういう事なのかもしれないと社長とお話をして気づきました。




よしっ、早速いろんな場所で実践してみようやないの!
っても、ありのままの自分を受け入れるっちゅうことがこれまた難しいのよね。それについてはまたの機会に書いてみようかしら。






最後まで読んでいただき誠にありがとうございます! サポートいただきました暁には、書道具購入費用、並びに、楽しさ優しさ笑顔の循環に使わせていただきます。