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スライド作成にAdobe XDが適してる5つの理由

どうも、株式会社Manhattan Codeのデザイナー Genです。

さて、今回は「スライド制作ツールはAdobe XDが良い」と言う話。

提案資料やプレゼンなどのスライド制作ツールと言えば、大部分はパワポかGoogleスライドをお使いでしょう。
弊社でもスライド制作はGoogleスライドが主流です。

しかし敢えてここでは別のツールをオススメしたい。
それが、Adobe XD

実はUI/UXツールはスライドの制作に向いています。
と言う事で早速ですが、Adobe XDがスライド制作に向いてる理由をご紹介したいと思います。

ちなみに、同じくUI/UXデザインツールで代表的なものだとSketchがありますが、Sketchは日本語テキストの入力が少し覚束ないのでスライドを作るという用途ではXDの方が適していると思います。


必要な機能だけでシンプルにまとまっている

Adobe XDはUI/UXデザインツールとして開発された為、必要な機能だけでシンプルにまとまっています。
凝ったアニメーションなどを使わないスライドであれば、XDだけで十分な出来のものを作れます。

俯瞰的に資料を確認できる

↑これは以前、ハンズオンセミナーで講壇に立った際使用したスライドですが、XDではこのように全体の構成を俯瞰して確認することが出来ます。
たくさんのスライドが並んだ長〜い縦スクロールをぐるぐるさせる必要はありませんね。
順番の変更も場所を入れ替えるだけでOK。

ネット環境がなくても可能

Googleスライドが通信の不具合で見れない、と言う経験はありますか?
僕はあります。小規模の会場だと、常設のWi-fiが弱かったり、参加人数によって通信が低速になってしまうことなどもありました。
が、XDはそうした外的要因に左右されません。

スライドの制作〜プレゼンまでAdobe XDだけで可能

XDでスライドを作ったら、そのまま「プレビュー」機能・「プロダクトを公開」機能でプレゼンテーションに望む事が出来ます。
プレビュー機能で表示されるウィンドウには、現在選択中のアートボードが表示されるので、
プロジェクターにプレビューウィンドウ、手元の画面でXDの本画面と分ければスライドショーの操作もできます。

資料の共有が楽チン

XDで制作したスライドはPDFでの書き出し・専用のURLを発行しネットに公開をする事が出来ます。
このプロダクトページは、URLを知っている人のみ閲覧でき、コメントを残す事が出来ます。

例えばですが、客先でクライアントと話し合って要望を取り入れた内容を、すぐに会社のデザイナーが確認する事が出来ます。その逆も然り。
セミナーであれば、講義後にURLを教えるだけでスライドの共有も出来ますね。

さて、良いところを紹介しましたが、XDにはもちろんデメリットもあります。

装飾がほとんどない

例えば、パワポやGoogleスライドにはアニメーションの設定がありますが、XDで設定出来るアニメーションはアートボードからアートボードの遷移。順番にフェードイン・アウトなど、凝った設定は出来ません。
また、外部リンクの挿入なども出来ないのでスライドから直接ジャンプは出来ません。

データの引用は出来ない

Googleスライドならスプレッドシート、パワポの場合であればエクセルから直接データを引用してグラフなどを作成する事が出来ますが、XDでは今の所グラフの作成機能はついていません。
なので、グラフを使用したい場合は、エクセルやスプレッドシートで別途作成した物をコピペする手間が必要です。

複数人で同じファイルを同時に編集出来ない

Googleスライドでの同時編集もXDでは出来ない所です。共同編集の場合は、制作ファイル自体を共有する必要があります。


いかがでしたでしょうか。
ちなみに、Adobe XDで作成された実際のスライドを参照されたい場合は、connpassで「ほぼ毎月Adobe XD勉強会」と言うグループを参照されると良いかと思います。

それでは、今回はこの辺で。

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