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ブランディング勉強中【22卒就活生】

逆オファーを受けて参加した会社説明会で偶然出会ったブランディングという仕事。面白くて、やってみたくて、ブランディングに第一フォーカスを定めて就活中。

まだまだ全貌は見えなくて、当然やったこともないしよくわからないけど、暫定のアウトプット。

ブランディングとは?

ブランディング(Brand-ing):ブランドを作ること。では、ブランドとは。

ブランド(Brand):ありたい姿を可視化したもの。その会社や商品の背景にある思い・ストーリー。従って、類似したものと比較したときにそれをそれと識別させる役割がある。※私なりの定義

つまりブランディングとは、企業や商品の「こう思われたい」(理想)と消費者の「こう思う」(現状)のギャップをできるだけなくす作業。

ブランディングはなぜ必要?

海外では日本よりも、ブランディングが遥かにメジャーなお仕事らしい。

代表例①、スタバ。家でも職場でもないThird Placeを提供するというのがスタバの思いらしい。スタバに行く心理ってただコーヒー欲してるというよりは、スタバというあのお洒落空間でスタバロゴのカップ片手に語りたいとか作業したいとか、空間(体験)ありきの動機になる。確かに逆に考えると、中身は同じコーヒーでもロゴなしカップでコンビニで売ってたとしたら、同じ値段で買う人いるかって考えると、いないだろうな。(アメリカにいた間、アメリカ人にとってのスタバは日本のそれよりも遥かに"日常"で、特別とか贅沢とかそういう感じはしなかった。毎日のコーヒーを買う場所。)

代表例②、Apple。天下のApple様。iPhoneやMacbookを作るのが目的ではなくて、あくまで叶えたい思いやライフスタイルがあって、そのための手段としてiPhoneやMacbookを作っておられる。(合ってるかな?)確かに、AppleのCMって、最後にAppleのロゴが出てくるまで「これは何のCM?」ってなることが多い。特定の商品を宣伝するんじゃなくて、Appleの理念みたいなでっかいところを伝えているようなCM。私アンドロイドユーザーだしApple信者ではないけど、iPhone・Macbook・iPad・Apple WatchとAppleで全揃いさせる人いますね。それって商品のスペックだけで選択しているというよりは、"Appleだから"っていうブランドとしての価値と信用力が裏付ける選択だと。

ブランディング4種

インナーブランディング:社内で理念の浸透や共通意志を持つことを図る。
コーポレートブランディング:企業をまるごとブランディング。企業理念をつくったり。必然的に仕事相手は社長や経営者。
商品のブランディング:個々の商品のブランディング。
採用ブランディング:採用における、その会社のブランドづくり。

まずは、インナーブランディング(内)とアウターブランディング(外)の2つに分かれる。アウターブランディングの中でさらに、コーポレートブランディング、商品のブランディング、採用ブランディングの3つに分かれる。

(ブランディング+PR) in マーケティング

ブランディングはマーケティングの一部。PRもマーケティングの一部。(ということで暫定的には理解している)マーケティングの中に、ブランディングとPRの他には、商品そのものの改良だったり、流通の方法だったり、販促のやり方だったり、なんかいろいろあるんだろう。

PR(Public Relations):企業がステークホルダー(社員・株主・顧客・近隣住民など、要は関係する全~ての人)といい関係を築くためのコミュニケーション。うーんなんて抽象的。ブランディングとの違いは、売れることが必ずしも目的ではないこと。例えば不祥事起こした時のイメージ回復なんかはPR、っていうのはわかりやすい例だった。

マーケティングは売れるため、ブランディングは売れ続けるため。

ブランディングとPRは、どっちもどっちかでは良くない。つまりどっちもあって初めて効果的になる。ブランディングだけだと、ありたい姿が明確になって良い言葉で表現できてても、それを"知られない"が発生してしまう。PRだけだと、who we areがぼんやりしてプロモーションすれどすれど中身がスカスカ問題が発生してしまう。すなわち、①ブランディング→②PRという順番で基本的には進むらしい。

ブランディングは2つのパートに分かれる

パート①はコンサル。ブランディングをしたいな~と思ってる会社がブランディング会社に依頼をする、またはブランディング会社が営業をかけて新規クライアントを獲得する、どちらかの方法でクライアントとブランディング会社が接触する。提案して契約を結ぶ。ヒアリングを重ねに重ね、コンセプトやストーリーを言葉に落とし込んでいく。

パート②はアウトプット。さらにそこから、言語化・ビジュアル化したものを消費者に届けるため、HPやロゴやムービー等のアウトプットをデザイン・制作する。

パート②は必然的にデザインやクリエイティブの技術が必要になるので、デザイナーとかそういうことになる。①だけを特化してやる会社もいるし、②だけを特化してやる会社もいるし、①と②どっちもやる会社もある多分。

私はデザイナーになりたい!!というわけではないので、どちらかというと①の方をやりたい。

ブランディングが響いた理由

①納得感・本質・主体的・引き出す
ブランディングは、あくまでクライアントの中にあるものを時間をかけてじっくりじっくり聞き出して引き出す。あくまであちらに言わせる。そして、ゴールは消費者にどう思われるかを形成すること。自ら言うのではなく相手に言ってもらう。
コンサルってどうも頭の良いすごい人たちが提案をGIVEする印象があって、時には押し付けになってしまわんの?という思いがあった。けど、ブランディングはどうやら相手ありきの相手ベースの課題解決。見えないものを引き出したり言語化するの楽しそうだし、本当にクライアントのためになりそう。

②理想・ストーリー・思い
モノ(商品)でもなく、お金でもなく、人の中でも思いの部分に関われる仕事ってあったんだ。私それめっちゃやりたいかも。ワクワクを作るお手伝い。

③多角的・先入観にとらわれない・発想力・クリエイティブ
結局、クリエイティブという部分に飛びついてしまうことが判明した。クリエイティビティがある自信は全くないけど、できるようになりたいなって思う。デザイナーになりたいが一番の願望ではないけど、なってみたいと思わないわけではない。

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