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どちらかというと理系寄り

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そろそろジャンルごとに分けないと、フォロアーさんが困りますよね。 いまごろになってしまい、すみません。
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#物理学

『量子と情報』2004/10と11に2冊リリース。"情報な量子"な良書はあるのだけど…

今回は量子と情報。 いずれも表紙をみれば、詳しい方には「あれね」でおなじみシリーズから…

清水明『統計力学の基礎』10/2刊!『統計力学』43冊,また買うの!?

清水明先生といえば、量子論の基礎: その本質のやさしい理解のために,サイエンス社,2004 熱力…

ニュータイプの源流,クラーク『幼年期の終わり』。時を翔るヒトの覚醒

SF小説が苦手です。 そこでの日本語には、表現の豊かさが乏しく、美しさを感じられません。同…

大学学部で数学はどこまでやればいいの?[理系非数学科向け]

専門科目はともかくとして、 学科で割り当てられない専門的な数学を学部の期間でどこまでやれ…

ワームホールを使って過去に行くための前提は?

ワームホールが存在する。 そのワームホールが通過可能である。 負のエネルギーが安定的に存…

インフレ・円安、これからどうなる?経済と金融を最短ルートでロジカルに知る[理系向き…

YouTubeで動画を見るだけでいいのでは? YouTubeにはPIVOTなどの良質なコンテンツがすでにあり…

物理で群論はこう使う〜結局なに?〜これから物理で群論を学ぶ人への入門書

(先生)「これ、群って言います。(以上)」 (私)「で、群は何であり、どのように使えるのか?」 この疑問を解消してくれるシーンはその後ないかもしれない。 群論を物理・工学専攻で学ぼうとしても、頼りになる指導者は近くにいない。闇雲に本を漁り、どの本も少し分かって、大半がわからない。時は過ぎ、手にした本と出費を振り返っても、理解のビフォーアフターに変わりがない。 とほほ。これは備忘録。  ※ わたしはアマゾンレビュア 雑学家さんではありません。 この記事での対象となる

物理で群論はこう使う〜"数学な群論"に手を出すな

これは備忘録。 ※ わたしはアマゾンレビュア 雑学家さんではありません。 前編はこちら。 …

[理論物理 院レベル]マルチバースに関する重要論文ー野村泰紀『マルチバース宇宙論入…

野村泰紀『マルチバース宇宙論入門 私たちはなぜ〈この宇宙〉にいるのか』,星海社,2017 非理…

【大学~院入試】力学の問題集と演習書~専門書コレクターになる前に

"大学 力学" には よい演習書がない!ここでのよいとは 大学上級生となり、数学手法が上達し…

【大人教養】確率をわかっていないオトナはヤバい

「MECE(漏れなく、ダブりなく)はわかった。 ところで最適なパターンを教えてくれないか?」 数…

【大人教養】微積が苦手な人には経済学がいい

「微分積分(微積)は大人になってから使わないっしょ!」 「$${\sin\theta}$$や$${\cos\theta}…

アドバンスドな熱力学(非平衡系を含む)

のまとめです。 この記事で言うアドバンスドとは、下記を前提として、その先の熱力学のユース…

ChatGPT、創発、エントロピー、ゆらぎと非平衡、そして脳の自由エネルギー原理

この関連がなさそうで、ありそうな、ワードですが、丸山不二夫先生の今月テーマで取り上げられています。 今後、数回にわたって、 Part 1:「非平衡熱力学と散逸構造」-- Prigogine(プリゴジン) Part 2:「最大エントロピー原理とベイズ推論」--Jaynes Part 3:「最小自由エネルギー原理と脳のモデル」-- Friston(フリストン) で進められるようです。 先生は論文で調べられる方なので、関連する書籍(和書)をご存知ないらしいです。ピックア