夢ではなくて
今年の一月のある夜、こんな夢をみた。
雨上がり。アスファルトの地面がまだぬれている。ふと見ると1匹の猫が背を向けて座っている。私が近づくと猫はこちらを向いて歩いてくるのだか、何か札のようなものを首にかけている。
『ふく吉』
ふく吉という名前のようだ。ふく吉は私が手をのばすとそのまま抱き抱えることができるおとなしく人懐こい猫だった。そして、その後、私は自転車の前カゴにふく吉をいれて自転車を押した。
この夢をみてから、ふく吉のなんとも言えない後ろ姿やこちらを向いたときのあの名札がぶら下がった様子が何度も浮かんだ。
また、以前飼っていた猫を亡くしてから6年。そろそろ猫を飼おう。次第にそういう気持ちもはっきりしてきた。
そして、stay homeが続くなかご縁があり、本日2匹の猫を迎えることができた。
白黒の男の子はもちろん、ふく吉。
キジトラの女の子は、うた。心に太陽を くちびるに歌を。歌劇の街生まれだし、この子はうたちゃん♫ということになった。
夢ではなくて、今日、ふく吉&うたとの生活は始まったばかり。
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