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2024 詐欺師・詐欺師に騙される人・詐欺だと知らせる人

こんにちは。白です。
さんかくの外に出る関連の雑文です。陰謀論が苦手な方は自主避難をお願いします。

詐欺に騙された人は、「あなたは騙されているよ」と教えてくれる人をより恨む。
詐欺師は騙された人のなかにある願望を形にし、それによって人をコントロールする。
真実を教えてくれる人は、詐欺師が見せた美しい夢ではなく、荒涼とした現実を指し示す。
だから真実は苦く、詐欺師の夢は常に甘い。
世界には憎まれ役を買って出る人が必要だ。
詐欺師の夢で埋められた心の傷を掘り返し、騙される人の傷を空気に晒し、彼らにその痛みを感じさせなければならない。

虐待が常態になり、痛みが快楽に変わった子供にとって、真実の愛こそが毒である。
嘘で埋めた傷を空気に晒し、その痛みを感じさせるのが真実の愛だからだ。
子供は、今までの愛が虐待だったと実感することがいちばん恐ろしい。
自分の嘘が暴かれて、自分が避けていた傷の痛みを感じなければならないからだ。
本来は真実の愛を向ける人が子供を救うはずなのに、その人が正しいがゆえに、その愛は子供にいちばん見たくないものを突きつける。

自分が虐待されていたという痛み、悲しみ、怒り。
自分を騙すために嘘で埋めていた傷。
その痛みを実感しなければ、その子供の傷は永遠に治らない。
傷を傷と認識しないと、治すという意志も生まれないからだ。

新型コロ助の枠の話も同じであろう。
枠に騙された人は、枠を作った人・自分を騙した人ではなく、「枠は毒だよ」と教えてくれる人を激しく拒絶する。
自分が間違っていたと認識することを拒む。だから枠の真実を教える人を拒絶し、ときに軽蔑する。「頭のおかしい人」とレッテルを貼る。
彼らは詐欺師を憎まず、「それは詐欺だよ」と真実を突きつける人を憎む。
荒涼とした自分の真実から目を背けたいのではないだろうか。

虐待された子供は、自分が虐待されているという現実を受け入れるのが辛いのだ。
枠を打った人も、自分の現実を受け入れるのは辛いだろう。
その現実を受け入れないよう、目を閉ざしている。虐待をなかったことにして、自分の心を安定させる。

彼らが枠の茶番を認識したとき、彼らはどう反応するのだろう。
彼らが真実を受け入れて、自分の深い傷を直視したうえで、回復に向かって行動してくれることを切に願う。

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