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やすみの深夜に歳をかんじる

最近の休日。
休日には家で朝と兼用の昼食をとり、ゆるゆると時間は流れ夕食の準備をして食後は夜の自在な時間を過ごすのが当たり前になった。

もともと家にいることは嫌いではなかった。
毎晩飲み歩いていたあの頃がウソのようである。
酒を飲むのはクセのものである。

以前のような仕事や仕事での人間関係のストレスが無くなったことが大きいとも思う。
酒は嫌いではないのだ。
でも、出来れば楽しい酒を飲みたい。
毎晩飲むのが当たり前になると何が楽しいのか分からなくなる。

休日、時々深夜一人少量の酒を飲む。
好きなラジオか音楽を聴き、好きな本や写真集を眺め考えごとをする。
こんなのが最近の楽しい事なのである。

やらねば分からぬことがあるように、浴びるように飲む経験をしなければ分からないこともあると思う。
だから若い連中に飲むことを憚りはしない。
若いうちにしか出来ないことの一つだと思う。
今は出来ないが、飲んで語って、騒いで、歌い、たまには殴り合いのケンカになってもいいと思う。
ただし、若いうちだけの特権だと思う。
そんな経験を積んで普通の大人に近づいていって欲しい。
若いうちのそんな時間や金は無駄ではない。
そのタイミングを間違えたら時間と金の浪費になってしまうと思う。

あぁ、こんな事を考えることが歳を重ねたことなんだな、とつくづく思うのである。

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