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ふつうの時間
サラリーマン時代よく喫茶店に行った。
朝はモーニングを食べながら日経新聞に目を通しながら仕事の事を考えた。
昼は昼メシを食べながら食後のコーヒーを飲みながら雑誌や週刊マンガを読みながら短い休み時間を過ごした。
午後はよくコーヒーを飲みながら通りを行き交う人の姿を眺めながら打ち合わせをした。
そして書類を作った。
会社は落ち着かずあまり好きではなかった。
会社に行かなくなった今、やはりコーヒーが好きである。
日に何度かコーヒーを飲む。
深夜の仕事に一人インスタントコーヒーを飲む。
帰りの電車に乗る前の朝、駅のスタンドの100円コーヒーを飲む。
どれもが普通の時間、普通の時間を過ごし、普通の時間に生きる。
普通の時間のありがたみは、普通の時間を生きていても分からない。
また今日も普通にコーヒーを飲む。
普通の時間を過ごし、普通の時間に生きる。
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