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新年はトラ年ですね、みなさんお世話になりました!

大晦日、これまでいろんな大晦日を迎えたが楽しい記憶は子どもの頃だけである。子どもの頃は『もうういくつ寝ると、お正月  ♪ 』と素直に迎える正月を楽しみにする自身がいた。母はせわしなく年明けの準備をし、父は朝から家にいて、何とはなしに浮かれた雰囲気になる家の中が好きであった。

社会人になってからは、私と連れ合いの実家に帰ることは当たり前のことになっていて、車に連れ合い、息子の二人を乗せて年末続いた飲み過ぎの疲れも同乗させて愛知・三重を移動した。行く先々では飲み、食い、気を遣い口を開く。仕事もついでに持ち帰り、夜中ひとり資料作りもした。
クタクタのまま正月休みは終わった。

ある時期からは両親、兄のために帰郷し一週間家政婦業を完璧に行い、これまたクタクタのまま大阪に戻った。
父は年末28日にあの世にいき、年末の葬儀の大変さも経験できた。

こんなことは皆さん口にしないだけで大変な思いをされているものだと思っている。子どもの頃のそれなりに楽しかった思い出が私にはあり、それでいいと思っている。仕事と同じで『生きる』ことにおいても詰めてやらなければならない時期があると思っている。
だから、やっと今それを卒業して普通に大晦日を迎えることが出来ると思う。

そのスタイルは様々であろう。
違った大晦日が日本中にある。
皆がいろんな思いを持って明日の年明けを待つ。
喜びも悲しみも寂しさも辛さも、もしかしたら痛さなんかも、、
それでいいんじゃないですか、一年の区切りとしてこの大晦日から正月への時間の移り変わりを享受する。
普段意識しないような時間の流れを感じるひと時があれば。

さあ、新しい年が来ますよ。
とりあえず余計なことはすべて引き出しにしまいましょう。
そして、まっさらな頭で一年に一度だけの新しい朝を迎えましょう。

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