マガジンのカバー画像

生きるためにやって来た仕事のはなし

86
なかなか理想を仕事とすることは難しいもの、食べるため、生きるためにしてきた私のサラリーマン人生です
運営しているクリエイター

2023年3月の記事一覧

日記のような、びぼーろくのような(2023.3.15 京都大原野の春のひろがり)

一昨日、京都は大原野にある放置竹林整備のNPO事務所まで出かけた。 盆地の京都市内は夏は暑く、冬は寒い。三年間京都市内で暮らしたが、旅行に来る場所であって、居を構える場所ではないと京都の皆さまには申し訳ないがそう思った。 この大原野は西京区大原野である。あの三千院のある大原は左京区大原、勘違いされる方が多い。私たちが事務所を置いているのは西京区大原野小塩町(にしぎょうくおおはらのおじおちょう)である。 ちなみにこの西京区を「にしきょうく」と清音で発音される方がいるが正しくは「

私の好きなものと嫌いなもの

子どもの頃からUFOやオカルト、妖怪などの説明のし難い、よくわからないものが好きである。この世に起きる『超常現象』ってのが好きである。BSで『Xファイル』をよくみていた。そんな事ってあるかなぁ、でもあってもおかしくないなぁと思えるUFOやUMAやオカルトの事件をアメリカ連邦捜査官のモルダーとスカリーが追っていく。いかにもアメリカの娯楽番組らしい早いテンポで進むドラマが楽しみだった。ほぼ毎回の完結というのもよかった。自身が納得すればよく、誰が見ても答えは一つしか無いような終わり

修道院のレシピ

フランスのある修道院で戦後若い女性が何かの楽しみを見つけられればと、日本の花嫁学校のようなものを開いた。その料理クラスが使ったテキストが、この『修道院のレシピ』だったそうである。 出て来る料理は家庭料理ばかりである。野菜の料理が多く、我が家の常備野菜と調味料でも作れそうな料理ばかりである。とんでもなく美味そうな料理は出てこないが、身体には良さげな料理ばかりである。あまりに身体に良さげでずっとながめていると退屈してくる写真である。 行方知らずになっていたこの本が部屋の片付けをし

今、考えること

なんだか寒いような、暖かいような、なんとも中途半端な時期である。でも、こんな季節が好きである。 北国であれば残雪もあり、冬の残りを感ずることも出来ようが、私の生まれた太平洋岸である愛知県の東三河地方もここ大阪も冬の残りという言葉は似合わない、似合うのは歩み寄る春である。 まだ朝夕は薄ら寒かったこんな時期、大学に入る前に働いていた魚市場ではいつも防寒着を着て単車で家を出た。でも明け方前には暑くなり防寒着は脱ぎ捨ててトレーナー一枚で働いた。 その頃は肉体での労働で生を感じていた。

ながいつぶやき

私の前からまた星が落ちた。 生きる意味を失う時ってどんな時なんだろう。 私は家族の介護、看病を一手に引き受け、こんなことのためだけに生きるのであれば生きる意味が無いと思ったことがある。 でも、ある事がきっかけで吹っ切れた。 それからはテキトーだった。 楽しみながらやって来た。 真面目に考えると人が生きるのは難しい、難し過ぎて生きづらくなる。 ハスに構えてテキトーに、たまには真面目に考えながら自分と家族、仲間の事を考えて生きればいい。 風の噂それだけでは、彼が何を悩んだのか