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【本解説】世界のお金持ちが実践する お金の増やし方

今回解説する本は世界のお金持ちが実践するお金の増やし方です。

お金をもっと増やしたいと思いがあるビジネスパーソンにお金の増やし方をお伝えします。著者の高橋ダン氏は今話題のYouTuberです。それでは要点をまとめて解説していきます。

結論

本書の結論は4つです。

  1. 自分の枠を広げる

  2. 投資に対するイメージを変える

  3. コロナは怖くない

  4. 英語は必要

ここから具体例を交えながらか深堀、解説していきます。
その前にお金持ちになるために最も重要なことを話しておきます。それが『知識・情熱・時間』の3つです。

著者の高橋ダン氏は知識と情熱があればお金持ちになれるチャンスがある。そこに時間が加わればその可能性はより強固なものとなる。知識だけがあっても情熱や時間がなければお金持ちにはなれない。情熱だけあっても知識や時間がなければお金持ちになれない。時間だけあっても知識や情熱がなければお金持ちにはなれない。

重要なのはこの3つが揃っていることです。どれも欠けることなく3つ同時に高めていくことでお金持ちになれるのです。まずはこのお金持ちになる前提条件を頭に叩き込んだ状態で読んでいきましょう。

自分の枠を広げる

1つ目は自分の枠を広げるについて
お伝えするのがお金持ちになるためのマインドについてです。どんなに素晴らしい情報や知識があっても原動力となるマインドがお粗末だとそれを生かすことができません。

著者の高橋ダン氏が紹介するお金持ちになるためのマインドは『多様化して考える』です。多様化して考えるとは自分の枠を広げることです。

例えば、あなたがラーメン屋を営んでいるとしたら、日本のラーメンを研究するのではなく世界のラーメンを研究することです。日本から世界へと枠を広げることで新しい発見やひらめきが得られるからです。行動一つとっても同じです。いつも同じ人たちといつも同じ生活ではなく、枠を広げる意識を持つことで自分の世界を広げることができます。これがお金持ちになるためのマインドです。

ここからは抽象度を下げてお金持ちになるための具体的行動について解説していきます。

何をするのかというと投資です。これは著者の調べたデータですが世界のお金持ちと言われる人たちは資産が1〜5億円の範囲だということ、平均的なお金持ち1〜3億円の人たちの資産58%は貯金ではなく投資資産、そして投資資産の中身で55%と最も多くを占めるのが株式投資でした。

ここから分かるのは世界のお金持ちが所有する資産のほとんどが株式だということです。つまりゼロからスタートする人たちがお金持ちになるには株式投資をすることが一番の近道なのです。

投資に対するイメージを変える

2つ目は投資に対するイメージを変えるについて
投資をすることがお金持ちになるためのステップでした。これに付随して投資についてもう少し深掘りしていきます。

皆さんは投資と聞くとどんなイメージを思い浮かべますか。ギャンブルみたいで怖いといったイメージを持つ人がほとんどです。しかしその考え方は既に時代遅れです。投資に対する新しい考え方それがお金を預けて増やすことです。

著者は12歳の時に初めて投資を始めました。祖父母からもらったお年玉10万円を20万円に増やそうと試みます。当時アメリカ国債の利率が7%程度、10年で2倍になる計算です。父親にお金を預ける形で国債を買います。そんな経験からお金を預けると未来に増えて戻ってくるというマインドを授かったのです。

つまり高橋ダン氏はギャンブルといった認識がなく、投資は増えて戻ってくるものといった認識なので投資に対するハードルは低かったのです。確かに投資はギャンブル的な要素を含んでいますがそれは自分次第です。知識と情熱・時間さえあればそれが増えて戻ってくるものへと変化させることができます。

最後に著者がお伝えする投資の知識についてご紹介です。
それが株価の決まり方です。実のところ株価はアルゴリズムの注文で決まっています。今までは需要と供給のバランスで決まっていましたが今の株式市場はアメリカ・ユーロ圏・日本など全ての地域が繋がり、値動きの影響を受け合っているからです。

アルゴリズムを使ったファンドは20年くらい前から増えておりその影響力は年々増しているのです。 株価はアルゴリズムで決まると頭の片隅に置いておきましょう。

コロナは怖くない

3つ目はコロナは怖くないについて
投資に対するイメージを変えることがお金持ちになるかどうかでした。
世間に目を向けると連日メディアを賑わしているのはコロナです。このコロナが相場にどんな影響を与えるのか気になります。そこで著者が考えるコロナショックについて紹介しておきます。

メディアではコロナが大恐慌を招くと騒がれていますが、著者の高橋ダン氏曰くこのなショックは大恐慌に繋がらないと述べています。そもそも経済はお金の流れで動いているものです。金融の問題によって流れが止まると大恐慌を招くのですが、コロナはお金が止まったのではなく人や物流が止まっている状態です。

なので外出できなくてもお金を使うことはできるのでお金の流れには大きな影響がないのです。だからといって大恐慌が起こらないわけではありません。

この大恐慌といったリスクに対して私たちはどんな判断をしていけばいいの か。著者が有益な情報を開示してくれています。

アメリカの場合ですが、OECD(経済協力開発機構)のCLI(景気先行指数)を見れば世界のGDPの動きを早めに予測することが可能になります。GDPの動きを予測できれば景気後退の前兆を知ることがでます。

注意しなければいけないことはメディアの 情報に踊らされないことです。これから投資を始める皆さんはメディアの情報を鵜呑みにするのではなく、自分でデータ を集め、自分で情報を判断しなければなりません。

というわけで投資のリスクに備えるために日頃から精度の高い情報を受け取ることにしましょう。


英語は必要

4つ目は英語は必要について
コロナや世界恐慌といったリスクに備えるためには情報収集力が必要でした。最後はお金持ちになるための習慣について触れていきます。

著者の紹介するお金持ちになるための習慣が英語を学ぶことです。なんだ英語かと侮らず、ここで著者のロジックな見解を確認します。著者いわく世界で時価総額の高い企業が英語を使うことが多いことから世界の多くの金融システムも英語で構築されているそうです。世界を動かしている企業はみな英語がベースで成り立っていることから、英語を知っていればお金持ちになれる確率が高くなるのです。

さらに株式や債券などほぼ全ての相場は英語で動いていることからお金を増やすには英語が欠かせないです。さらに英語ができると金融制度を海外と比べることができるので自分の枠が広がっていきます。

以上を踏まえ英語を学ぶことで自分の枠が広がっていくので、結果お金持ちになることができるのです。

まとめ

世界のお金持ちが実践するお金の増やし方のまとめ
1、自分の考えを多様化するために枠を広げることを意識しよう
2、投資に対する自分のイメージを変えよう
3、リスクに備えるために情報リテラシーを身につけよう
4、英語を学び自分の世界を広げていこう

このnoteでは世界のお金持ちが実践するお金の増やし方の超重要なポイントのみに絞って解説してきました。まだまだ紹介できていない部分が多いです。おすすめの本ですのでぜひ読んでみてください。リンクを下記に貼っておきます。

今回の知識が何か少しでもあなたの人生の役に立てれば幸いです。
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