連絡し忘れているお客さんはいませんか?漏れをなくすために営業リストを見える化しましょう。
はじめに
仲良しのお客さんにはまめに連絡をしますよね。でも来店頻度が低いお客さんや、最後についてから時間が経ってしまったお客さんは、連絡先の下の方に埋もれてしまいがちです。
見込み客だっていつかはあなたのものになる可能性があります。しばらく連絡をとっていないお客さんがいるなら、あなたの売上はもっともっと伸び代があるかもしれません。
夜職で頑張るなら営業連絡が大切。連絡先を知っているすべてのお客さんを書き出し、連絡頻度を設定して3つのカテゴリに分けましょう。
営業リストをつくりましょう
営業リストを見える化するのは、だれに送ったのか?だれに送っていないのか?それを確認できるようにするためです。
かんたんなのが紙に書き出す方法。レポート用紙を用意しましょう。ノートをひらいてもいいですよ。
まずはあなたが連絡先を知っているお客さんの名前をひたすら書きだします。
SMSで連絡をとるお客さん、LINEで連絡をとるお客さん、会社のメールしか知らないお客さんも、とにかくすべてもれなく書き出します。
つぎにレポート用紙を3枚用意します。ノートなら次のページに移りましょう。
左上か右上に項目を書きこめる欄があるでしょうから、そこにそれぞれ『まめに』『週いち』『月いち』と書き込みます。
それでは書き出した全リストを3つに振り分けていきましょう。
営業リストの分け方と連絡頻度
①まめに
『まめに』には自客や引きたいお客さんを設定します。係や口座など、担当があいているお客さん。指名を返したいお客さん。とにかく力を入れるのがここです。
内容は薄くてもいいのでひとこと「おはよー」「お昼なに食べたの?」「きょうもいってきます!」「さむいねー!あったかくしてすごしてね」「なにしてるのー」「○○をみたら◆◆さんをおもいだしました」などで大丈夫です。
送る時間は午前中の遅い時間か午後の早い時間と、夕方か営業前。返信がなくても1日2回は送りたいですね。
まめな連絡頻度とは毎日や、一日に何度もということです。積極的にアピールすることが大切ですよ。
ひと月以上返信も来店もないなら連絡頻度は見直します。
②週いち
『週いち』には来店頻度がそこそこ高い。もしくは飲み屋外に頻繁にでているお客さんを設定します。
返信はないけどいろんなお店にいっているようだ。そんなお客さんもここ。地方のかたで東京に来たときは必ず寄ってくれるような固いお客さんもここですね。
連絡先を知っているけど自客ではないお客さんもここがいいです。いつかあなたのお客さんになりますからね。
内容は「今週も始まりましたねー」「寒波の影響で大雪の予報なんですって?怪我しないでくださいね」のような、①の『まめに』よりもすこしだけ距離感のあいた文章になります。
来て来て感は控えた方がいいでしょう。
週いちの連絡は毎週月曜日の午前中から送り始めるひとが多いです。ただしほかと被るのを避けるために、他の曜日や週末に設定しているひともいます。いろいろ試してみましょうね。
③月いち
『月いち』には年に数回だったり、出張でしかこないお客さん。たまたま連れてこられただけのお客さんのような、見込みの薄いお客さんを設定します。
店外の誘いばかりのお客さんや、連れられてくるばかりの自腹では飲めないお客さんもここです。
見込みが薄いのになぜ連絡するのかというと、いつかくる可能性があるからです。たまたま近くにくる用事ができるかもしれませんし、出世してお金が使えるようになるかもしれません。
忘れられるのは困るのです。せっかく手に入れたリストは無駄なく活用しましょう。
この月いちリストは1日にまとめて送らなくてもいいので、あいた時間にちょっとずつ送っていくといいですね。
更新すること
リストは少なくともひと月ごとには更新しましょう。生きたリストにすることが大切です。
来店頻度が少なかったお客さんが化けるかもしれませんし、週一で通ってくれてたお客さんが転勤になって足が遠のいてしまうかもしれません。
修正しながら活用することで生きたリストになります。これはあなたの商売の要になるもの。いつでも見れるように取り出しやすいところに置いておきましょうね。
おわりに
営業リストを見える化するのは、だれに送ったのか?だれに送っていないのか?それを確認できるようにするためでしたよね?
送ったところがひと目で確認できるように、ラインマーカーを何色か使ってチェックするといいですね。
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