来店確保までに必要な努力の量を数値化する。
先が見えないと病む
まいにち熱心に営業連絡にはげんでいることでしょう。でも営業というのは一件打てば一件決まるわけではありません。
それではいったい何件の営業連絡をすればいいのでしょうか?
ゴールの見えない努力というのは、まるで暗いトンネルの中を歩いているようです。
これでは病んでしまうのも仕方のないこと。
そこで来店確保をゴールとして、達成するまでの連絡件数を距離と置き換えます。
これにより健全なメンタルで営業連絡をしようというのが今回のテーマです。
頑張るって曖昧
『頑張る』の基準とはとても曖昧なものです。あるひとにとっては大変なことでも、またあるひとにとってはささいなことだったりしますよね。
それにその日の気分にはムラがあります。メンタルが原因の場合もあれば、二日酔いなど体調不良が原因の場合もあるでしょう。
このように『頑張る』という作業はメンタルや体調の影響をうけやすい不安定なものだということがわかります。
ゴールを設定する
まずはゴールを設定します。これは来店の確保のこと。
一件の来店を確保することをベースに考えるといいでしょう。
量を決める
つぎに『頑張る』の量を決めましょう。
ここは無理のない範囲で、あなたが毎日連絡できる件数を設定します。
そして何件連絡すれば一件の来店を確保できるのか、おおよそでいいので確率をだしておきます。
仮に100件の営業連絡で2件決めることができるなら、営業連絡が成功する確率は2%ですね。
これであなたの営業連絡が成功する確率がわかりました。
50件打てば一件決まる。25件打てば、二日に一件決まることになります。
つまり一日一件決めたいなら一日あたり50件の営業連絡が必要だということがわかりますよね。
この50件というのがゴールまでの距離です。
夜職をはじめたばかりの頃は、そんなにたくさんの連絡先を手に入れていないかもしれませんが大丈夫。
決まった件数の営業連絡をまいにち続けることが大切です。
時間を決める
さいごに時間を決めます。あなたが決めた営業連絡の件数を打つために必要な時間を確保しましょう。
起きる時間は決まっていますか?前日のアフターがひびいて早起きできないかもしれません。
無理に早起きしてやろうなどと思わないこと。この時間には携帯を手に持つと決め、かならず実行できるように設定しましょう。
できれば電話も鳴りづらく、来客もなさそうな時間に設定したいですね。
たとえば
毎日13時から14時のあいだに、50件の営業連絡をする。
などですね。
邪魔するものを排除する
あなたが作業をしていると、なにかしらの邪魔がはいるかもしれません。
テレビからの気になるニュース。外から聞こえる雑踏の音。
テレビは消して、窓を閉めましょう。
ほかにも家族や彼氏と住んでいるのなら
「この時間から○○分だけは集中させてほしい」とお願いして営業連絡だけに集中できる環境を用意しましょう。
SNSの通知は無視します。
おわりに
このように、ゴールから逆算して必要な営業量を数値化すること。
毎日時間を決めて、その時間は営業連絡に集中すること。
そうすることにより、ゴールに辿り着くために必要な努力の全体像が見えるようになり、あとどれくらいの努力が必要なのかわかるようになるのですね。
出口が見えていれば暗いトンネルだって安心して歩くことができます。
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