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シマノ鈴鹿クラシック

レース情報

距離 58km 順位 5位
出場メンバー
 畑中勇介、トマ・ルバ、山本元喜、新城雄大
 孫崎大樹、白川幸希、花田聖誠、宮崎泰史

レースレポート

距離が短く、起伏もほぼ平坦で、大集団スプリントになることが多い。
しかし、最近は少人数の抜け出しからの逃げ切りスプリントも多々ある。

ここまでのレースで、このメンバーで純粋に集団スプリントをした場合、僕の勝率は低い。
むしろ、ある程度絞ったり、苦しい展開からのスプリントの方が勝率が高い。

なので、キナンとしては逃げ切り集団を作り、そこに僕が入ること。
僕が入らなくとも、前半からキナンらしく積極的に動き、キナンが複数名含む逃げを作ること。

天気は良く、非常に暑い、、、
レース前に参加したウィーラースクールの際も、僕らは見守り、アドバイスをしているだけなのに、汗だくになるほどだ。

ウィーラースクール

なので、レース前に皆で深部体温を下げるために、かき氷をほおばった。
WTチームも短いレース前などにやっている、非常に有効な対策だ。

質問コーナー

美味しくいただき、準備をしてレースへ。

鈴鹿恒例のコンチネンタルチームが各チームごと呼ばれ整列する。
たくさんの観客の前を通って、整列するのは心地良いものだ。

呼ばれて向かう

スタートし、道も広く、最初はなだらかな登りのため、まったりスタート。
1周目はアタックが多いが、それほど早くなくレースが進む。

2周目に入り、最初の登りで雄大さん含む、4名の強力なメンバーで逃げが決まる。
が、次々と前に行きたい選手が多く、追走の動きが多い。

壮観なスタート

どんどんと前に合流し20名ほどのパックができる。
そこにはキナンからも複数名入るが、集団はいつでも前を捉えられる位置関係。

結果的に5周目には集団ひとつに。

6周目に入り、数名抜け出したのに、追走がかかりコンチネンタルチームがほぼ全部入った8人逃げができる。

メンバーも良く、まだ届く距離なので無理やり飛び乗ろうかと迷ってしまった。

その隙に差が開き、このタイミングで動くと数名連れていってしまうと思いとどまる。
キナンからは花田が入ってくれた。

今日はワンピース

しかし、花田1人だと、このメンバーでは不利だと判断し、逃げができてから半周後にはキナンで追いかけることにした。

すぐに前のメンバー確認と、キナンはどうするかを皆ですぐに話せてよかった。
前半戦終わり頃から噛み合ってきたチームの動きが継続できている。

シマノも同調し、協力して追う。

引き始めて1周もすると、シマノがいなくなる。
キナン単体になるが、構わず雄大さん、泰史を中心に引き続ける。

チーム総勢で追う

残り2周。
先頭と30秒。

ここで、20秒ほどなら、自分が前にジャンプアップしてもいいが、まだ絶妙な差だった。
なので、少しペースアップしてもらい、20秒ほどに近づけてもらう。

が、前も動きがあり、一気に差が縮まる。

ラスト1周。

前の動きから2つに集団が割れ、先頭3名、遅れた5名になっていた。

遅れた5名を吸収。

ここで、キナンも引ききり、残るは畑中さんと僕だけに。

しかし、遅れた5名を吸収したことにより、ブリッツェンが引き始め、徐々に詰めていく。

先頭からも1人で抜け出しており、遅れた2人を吸収。
残り1人も射程圏内で、僕は単騎で位置取りを行う。

ここまで、チームがお膳立てしてくれたので、勝ちたい。

愛三、ブリッツェン、BSトレインが位置取り争いを始める。
どのラインが行くか、後ろで考えながらさばく。

後ろに畑中さんが付いてくれているので、後ろは気にしない。

僕のラインを考える。

BSが枚数が少なく、崩壊しそうだ。
そして、一番枚数の残している愛三、フェン選手が強力に引くブリッツェントレインが最後まで行きそう。

最終ストレートは右から行きたかったので、コーナーアウト側のブリッツェンラインにつく。

愛三、ブリッツェン同時にスプリンターを発射。
その背後から僕ももがく。

20名以上がもがく!

ゴールラインが長い。

というより、少し登り基調だからか伸びない。

右から勢いが違うスパークル2人が飛んできて、そのまま伸びていく。
そのままワンツーになり、僕は伸びきらず5位。

やはり、このメンバーでの大集団スプリントでは中々勝てない。

5位

今日は僕がことごとく、逃げを逃してしまっており、動きが良くなかった。
チームメイトが良い動きをしてくれたので、申し訳ない。

後半戦、一発目のレースは不甲斐ない結果になったしまった。

次はテッペンでシャンパンを!

修正して勝ちを増やします!

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