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Tour of Routhe Salvation(UCI2.2) St.4

レース情報

 距離 168.4km 順位 17位 総合 18位

出場メンバー
 畑中勇介、トマ・ルバ、山本元喜
 新城雄大、孫崎大樹、宮崎泰史

レースレポート

今日はCAT1とCAT2の2回カテゴリーが設定された登りを含む、総獲得標高2000m越えの山岳コース。

リーダーを引きずり下ろし、総合ジャンプアップを狙うため、最初のCAT1の山岳で他チームが動くと予想し、その動きに便乗していきたい。

また、昨日の感じから、脅威ではない逃げは行かせてくれるので、元喜さん、雄大さん、僕の誰かが乗っていく。
そして、前待ちできるのが理想だ。

スタート前、口すぼめてる笑

そこにペースアップにより、絞られた集団をさらに絞っていく動きをしたい。

リアルスタート。
今日も昨日のパターンが怖いので、最前列でスタートを迎える。

が、今日は激しくアタック合戦。
4~5人の抜け出しは良さそうだが、追走がかかるものなら、必ずリーダーチームが繋げてくるを繰り返す。

作戦通り、元喜さん、雄大さん、僕が代わる代わる乗っていく。
なんなら、キナンから攻撃をかけていく。

今日もアグレッシブに

40分ほど、アタック合戦が続き、元喜さん、雄大さんが乗った逃げが決まる。

10人ぐらいの逃げで大きかったが、長引いたことと、有力選手が乗っていなかったからか、容認された。

リーダーチームのコントロールが開始される。

その後は集団は特に動きはなく、坦々とこなしていく。
この間に補給食を摂ったり、ボトルを取りに下がる。

1つ目のCAT1の山岳に入る。
バイクエイドや広島辺りが仕掛けてくると予想していたが、どこも動きはない。
リーダーチームが坦々と登っていく。

リーダーチームのコントロール

中腹辺りで、広島のダイボールがアタック。
一気に集団が伸びる。
そのまま、バイクエイドなど、他の選手もペースを上げていくが、決定打になるほどのスピードアップではなかった。

が、それでも、集団は20人くらいに絞られる。
前方で位置していた、トマさん、僕、泰史は問題なく先頭でクリア。

泰史がキツそう。

登りきったあと、少しアップダウンを繰り返す。
その後にKOMが設定された地点にまた登る。

逃げが見える範囲に来たが、ペースアップして上がってきた、集団は1度止まる。

そこから、逃げへの追走を作るアタック合戦が始まる。
泰史が動けなさそうなので、僕が基本的に対処する。

どれも抜け出すものの、踏み続けられず、集団と繋がるを繰り返す。
結局、一塊のままKOMへの登りへ入る。

前とは1分を切っていた。

ここで、広島のキンテロがアタック。
ダイボールではなかったのと、ここで前にジョインする意味はないと判断し見送る。

集団も1人の追走だったので無視する。
頂上で、先頭に合流したみたいだ。

ここで、1度トマさんと、相談する。
作戦通り、人数がそれなりに絞れているので、集団を引き、前に合流してしまうかどうか聞いた。

が、リーダーチームも減っており、ここはリーダーチームが引くだろうと、待つ判断をすることになった。

下りに入るも、集団はゆったり進む。
下りきる頃には後ろから追いついてきた選手達も合流する。

下りで大きな集団に戻る

逃げとはまた、タイム差が広がり2分ほどに。

再び、逃げとリーダーチーム率いるプロトンの構図になる。
なので、またキナンでまとまり、次のCAT2の山岳に備える。

途中、中間スプリントが設定されており、その辺りから集団がペースアップを開始。
逃げとの差が縮まっていく。

逃げも縮まってきたタイミングで踏み始め、人数を減らし、4~5人になっていた。
そこに、元喜さん、雄大さん2人は残る。

このまま、登りに突入し、2人を前に残したままにしたかったが、登りの入り口で捕まえる。

CAT2の前

入り口こそ早くなかったが、すぐに有力選手達によりペースアップを開始。
集団も一気に人数を減らす。

20~30人ほどの先頭に、トマさん、雄大さん、僕、泰史が残る。
ダイボールがアタック。
1人抜け出すも、集団との差があまり広がらない。

集団も泳がせるみたいだ。
この辺りは、もう僕がどうにかできる所ではない。
ひとまず、我慢して生き残れるように、ひたすら耐える。

KOMまで残り1km。
山岳賞狙いの選手達がアタック。

それに合わせるように集団もペースアップ。

かなりキツいが、残り1km。
死ぬ気でついていく。

雄大さん、泰史が遅れる。
集団は15人ほどに絞られる。

絞られた先頭、僕とトマさん

KOMポイントを通過。
なんとか先頭で越える。
が、すぐに下りではなく、謎に平坦かつちょっと登ったりする。

ほどなくして、ダイボールと先行していた選手を吸収。
少し落ち着く。

また、すぐに登り返しがあり、バイクエイドがアタック。
トマさんを動かせないので、僕が反応する。

一瞬、バイクエイドと僕、イスタンブールの3人で抜け出すも、3人とも抜け出した後に踏めないため、すぐに吸収される。

平坦を挟み、また登り返し。
勾配は緩いが、今度は長い。
集団がさらに絞られる。

僕も耐えきれずにドロップ。

先頭は10人強。
その後ろに4人くらいで粘る。
前にいるのに追いつかない、地獄のアップダウン区間。
精神的にやられそうになる。

チームカーも上がってきており、監督に激を飛ばされる。

1度チームカーに下がる。

同じグループにキンテロがいたので、キンテロを置いてけぼりにし、自分だけ前に合流できれば、トマさんの総合が上げられるし、僕のステージも狙える。

その確認を行い、再び追走グループに戻る。

少し下って、登り返しのタイミングでアタック。
単独で前を追う。
前から降ってきた、選手と合流。
2人で前を追う。

やっと下りに入る。
前が見える範囲で入ったので、下りで追いつきたい。

同じ思いなのか、合流した選手も良い勢いで下る。
ブラインドコーナーをワインディングしていると、前の選手がコースアウトしそうになる。
その煽りを受け、僕もコースアウト。

止まれそうになかったのと、無理やりラインを変えると、滑ると判断し崖に突っ込むしかなかった。

岩だらけの道をグラベルのように走り、パンク。

僕が走った?落ちた?溝

結局、千切ったキンテログループに抜かれた後、チームカーから車輪を交換することになる。

キンテログループに追いつき、その後のアップダウンでシャッフルされた5人のグループでゴールすることになった。

脚は残ってた、スプリントで頭を取る

追いつけばチャンスと2人で攻めた結果なので、仕方ないっちゃ仕方ないが、もう少しスマートに下るべきだった。
(MTBをやってたおかげか、うまく走れ怪我はないです。)

どのみち、前には追いつけなかったみたいだ。

しかし、今回のツアーでは調子も良く、かなり登れるようになっている。
後半戦の準備がうまくいっているように感じたので、この後のレースで結果を残したい。

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